津堅島への行き方、1泊2日のモデルプラン
津堅島の旅レポートも書いたので、やはりこの島の行き方も書いておきますね。
津堅島は沖縄本島の東南東、うるま市の東に位置する島です。那覇から行くとなると、そこそこの陸路をまず行く必要があるので、その辺も含めて解説しますね。
※掲載の交通機関の時刻や料金は、2021年1月現在のものです。利用の際は必ず最新の情報を確認してください。
津堅島へ渡るには、うるま市の平敷屋港から
沖縄本島の玄関口、那覇空港から津堅島に渡る場合、以下のルートとなります。那覇空港から平敷屋港までは、レンタカーかバス、ということになります。
陸路が結構時間がかかるので、それを念頭にスケジュールを立てていきましょう。
那覇空港から津堅島に行く場合のルート
那覇空港(ゆいレール)
↓
(約10分)
↓
旭橋駅(徒歩)
↓
(すぐ)
↓
那覇バスターミナル(路線バス)
↓
(約2時間)
↓
平敷屋バス停(徒歩)
↓
(約20分)
↓
平敷屋港(フェリー/高速船)
↓
(フェリー 約30分/高速船 約15分)
↓
津堅島
那覇バスターミナルから平敷屋バス停へ
津堅島へ渡るための港、平敷屋港へは、那覇バスターミナルから路線バスに乗り、平敷屋バス停で下車します。片道2時間ほど。結構長時間乗っているので、辛かったり道路の混み具合で平敷屋バス停に着く時間が遅れることも考えられます。
船便への乗り換え時間は、余裕を持ったものにするとよいでしょう。
那覇バスターミナルでは、系統27番「屋慶名線」に乗ります。一日の本数は、平日だと24本ほど、土曜は23本ほど、日曜・祝日だと16本ほど、となります。この系統は「久茂地」経由、「国際通り」経由の二種類ありますが、どちらも平敷屋に止まります。
飛行機から那覇バスターミナルに向かう時間を考慮して、乗れそうな午前中からお昼過ぎの便を挙げておきます。午後の便は、この章の最後に載っている沖縄バスのサイトをご確認ください。
※以下の時刻表は、2021年1月現在のものです。
平日 下り便
那覇バスターミナル 発 | 平敷屋バス停 着 | |
9:00 | → | 10:45 |
9:18 | → | 11:01 |
9:30 | → | 11:15 |
9:50 | → | 11:32 |
10:17 | → | 12:02 |
10:37 | → | 12:22 |
11:11 | → | 13:02 |
土曜 下り便
那覇バスターミナル 発 | 平敷屋バス停 着 | |
9:02 | → | 10:47 |
9:24 | → | 11:09 |
9:30 | → | 11:15 |
10:17 | → | 12:00 |
10:37 | → | 12:23 |
11:05 | → | 12:53 |
日曜・祝日 下り便
10:20にも屋慶名バスターミナル行きがありますが、この便は平敷屋に止まらないので注意が必要です。日曜・祝日は午前中〜お昼過ぎの便が少ないです。
那覇バスターミナル 発 | 平敷屋バス停 着 | |
9:20 | → | 11:04 |
10:43 | → | 12:27 |
12:07 | → | 13:50 |
12:23 | → | 14:09 |
詳細な時刻表は以下のページの、「27 屋慶名線」に記載されています。
平敷屋バス停から徒歩で平敷屋港へ
平敷屋バス停を下車後、平敷屋港までは歩いて1.5キロ、20分ほどです。
平敷屋港から船で津堅島へ
平敷屋港から津堅島に渡るには船を利用しますが、フェリーと高速船の二種類があります。
所要時間
フェリー 約30分
高速船 約15分
時刻表
以下の時刻表は、2021年1月現在ものです。
運行は株式会社神谷観光が行っています。
平敷屋港 発 | 津堅島 着 | |
7:30 | 高速船 | 7:45 |
9:00 | フェリー | 9:30 |
11:00 | フェリー | 11:30 |
14:00 | フェリー | 14:30 |
17:00 | 高速船 | 17:15 |
詳細な時刻表は以下のリンクから。
津堅島旅の1泊2日のアクセス、モデルプラン
津堅島に行くには、那覇から結構な時間をかけてバスに乗り、平敷屋港に行く必要があるので、余裕を持った旅程を組む必要があります。それを考慮したモデルプランを作成しました。
土曜日に津堅島に行く旅程ですので、バスの時刻は土曜日のものを参考にしています。
11時過ぎのバスに乗るには、空港を出る時間やゆいレール乗り継ぎの時間に少し余裕がないので、那覇空港に着く時間の早い便があるのであれば、そちらにしたほうがよいでしょう。
※掲載の交通機関の時刻や料金は、2021年月現在のものです。利用の際は必ず最新の情報を確認してください。
日程 | 時間 | 交通機関 | 備考 | 費用 |
1日目 (土曜日の場合) |
7:35 ↓ |
羽田空港発 JAL | ¥24810 (先得割引) |
|
10:35 | 那覇空港着 | ゆいレールに乗る時間に余裕がないので、可能ならこの前の便がよいかも | ||
10:48 ↓ |
那覇空港駅 ゆいレール |
¥270 | ||
10:58 | 旭橋駅着 | |||
11:05 ↓ |
那覇バスターミナル発 27番 屋慶名線 |
¥1,320 | ||
12:53 | 平敷屋バス停着 | バス停から港まで徒歩で20分ほど | ||
14:00 ↓ |
平敷屋港発 フェリー |
¥650 | ||
14:30 | 津堅島着 | |||
宿泊 | ||||
2日目 (日曜日の場合) |
12:00 | 津堅島発 フェリー |
¥650 | |
12:30 | 平敷屋港着 | |||
13:45 ↓ |
平敷屋バス停発 | 12:47の便があるが、港に着いてから17分しかないので13:45とした | ¥1,320 | |
15:44 | 那覇バスターミナル着 | |||
16:09 ↓ |
旭橋駅 ゆいレール |
¥270 | ||
16:21 | 那覇空港着 | |||
17:30 ↓ |
那覇空港発 JAL | ¥24810 (先得割引) |
||
19:40 | 羽田空港着 |
島での足
僕が訪れた時はレンタカーはなかったように思いますが、近年レンタカー屋さんができた、という情報があります。が、サイトを見ても詳細がかかれていないので、ショップに連絡したほうが良さそうです。
どうしても島で車が必要な場合は、本島側で車を借りて、フェリーに載せて島に渡る、ということが可能です。定期船のフェリーは車を載せることが可能なカーフェリーです。
また、島にはレンタルサイクルをやっているお店が一軒あります。アップダウンのある島ではありますが、周囲7キロとそこまで大きくないので回るには自転車で十分でしょう。
島のレンタカー
- OKINAWA MARINEBLUE
サイトに詳細が載っておらず、このブログのみなので確認は必須です。
島のレンタルサイクル
島に一軒ある「あずまレンタサイクル」で借りられます。集落内にある商店で申し込めば、港にある黄色いコンテナに置かれた自転車を借りられます。1日500円。
- あずま商店/あずまレンタサイクル
TEL:098-978-4029
島の宿
民宿や旅館が数軒あります。オフシーズンだと営業してない宿もあるようなので、事前の連絡は必須です。
なお、津堅島の旅レポートで僕が泊まった「アイリーペンション」は、どうも廃業されたようです。残念。
- 民宿おうち Ouchi 一棟貸しのコンドミニアム型の民宿。
- 民宿つけん トゥマイ浜の目の前にある民宿です。TEL:098-978-3024
- 民宿神谷荘 こちらもトゥマイ浜の目の前にあります。シーズンオフの時はやっていないことがあるようでした。
- 南原旅館 港からすぐの集落内にあります。TEL:098-978-6247
島の観光
海で泳げるシーズンであれば、トゥマイ浜などの海水浴場も整備されているので、マリンレジャーがオススメでしょう。浜のそばにある民宿神谷荘では、シュノーケルなどのアイテムのレンタルができますし、マリンレジャープログラムも行っています。
前述のレンタルサイクルを借りて、島内散策も手軽に楽しめます。
ニンジンの島として名高い津堅島を一望できるニンジンの展望台や、そこから見下ろせるニンジン畑、ホートゥガーなどのかつての島の暮らしが垣間見られる場所もあります。
沖縄本島から30分ほどで渡れる離島ですが、島感はしっかり味わえます。
夏場だと海水浴客で賑わっていますが、オフシーズンは静かなので、のんびり散歩するにはもってこい。僕はこちらの島の方が好きだったりします。
訪れる際の注意など
本島から近いので、荒天時以外は渡航に心配はいらないでしょう。ひとつ挙げるとすれば、オフシーズン時には営業していない、もしくは急に休んだりする宿がある、ということでしょうか。
島に泊まる場合はある程度余裕を持って事前に宿に連絡をしておく必要があると思います。
また、飲食店も注意が必要です。ランチは神谷荘や、マリンブルーというところが「CAFE TSUKEN(カフェツケン)」というお店をやっていますが、夏場だけの営業のようです。
以前「津堅みやらび」という食堂があったのですが廃業してしまったようです。
オフシーズン時にはあらかじめ昼食は持っていった方が無難かもしれません。
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