「久高島・津堅島」旅 その6(津堅島) A&Wのルートビアで変な笑いが出つつ、津堅島に渡る
世間はすっかり様変わりしてしまいました。次はいつ、島旅に行くことができるやら。どうも、いづやん(@izuyan)です。
2014年の久高島、津堅島旅の第六回です。晴天になったのに久高島を離れ、次なる目的地の津堅島に向かいます。
ルートビアは飲む◯◯◯◯◯だった
安座真港に停めてあるレンタカーに乗り、出発です。
途中、百名ビーチやそばの浜川御嶽、奥武島に寄ります。
奥武島の青い空と鄙びた商店のコントラストが旅情を誘います。時間があればのんびり回りたかった。
どういう話の流れだったか覚えてないのですが、僕がルートビアを飲んだことがないと言うと、「じゃあA&Wに寄っていくか!」と友人。寄り道をしたので時間はお昼に差し掛かろうとしていました。
A&Wは、アメリカのファーストフードチェーンで、日本では沖縄にしか存在していません(米軍基地内にはあるようですが)。地元沖縄ではエンダーと呼ぶそうです。
浦添のA&W牧港店は、駐車場からしてアメリカンダイナー的な様相ですが、設置してあった注文用の機械はもう使われていないようでした。
ハンバーガーは何を頼んだか覚えてないです。なぜならセットで頼んだルートビアがジョッキで出てきたインパクトにより、言葉と記憶を失ったため。ファーストフードのドリンクってジョッキで出てくるんだ・・・。しかもキンキンに冷えてる・・・。
ルートビアを飲んだことがある人に言わせると、味の例えはずばり「飲むサロンパス」。
「まさかそんな」
と大げさに思いつつ一口飲むと、これがまさにその通りで「ふへへ」と変な笑いが出ます。まじサロンパス。
友人は「ルートビアは飲み物じゃない」と全否定でしたが、僕は割と有り。ただ飲む度に変な笑いが出ます。
「多分これ危ない薬入ってるわ(笑)」とおかしな笑みを浮かべて飲み続ける僕を見てやや引いていました。
飲むサロンパスを堪能していると、店員のお姉さんに「おかわりいかがですか?」と聞かれました。おかわり!? ルートビアっておかわり自由なんだ!? しかもピッチャー持って聞いて回ってる!!
すでにジョッキで提供されて飲みごたえ十分だったので丁重にお断りしましたが、色々とカルチャーショックを受けつつ、お店を後にしました。
平敷屋港から津堅島へ
途中、北谷のアメリカンビレッジでお茶したり、以前から気になっていた車道脇に点在しているアイスクリン屋さんからやっとアイスクリンを買うことができたりと、津堅島に行く道すがら、旅人というよりすっかり観光客の様相。
うるま市にある平敷屋港に到着したのは、14時前でした。
ここに来るまでに一度携帯が鳴って出てみると今夜の宿のご主人。いつ来るのかという確認です。聞けば、本島に食材の買い出しに出てるから入れ違いになるかもしれないと、僕らが来る時間を気にしていたようです。
平敷屋港も広々とした駐車場があって、無料で車を停めておくことができます。
待合所内で船のチケット買い、中を少し見てみると、津堅島名産の人参を使ったお土産が置かれています。そう、津堅島は別名「キャロットアイランド」。島内のあちこちに人参畑があるとのこと。
津堅島への船は、高速船と車を乗せられるフェリーが就航。昼の時間帯はフェリーが行き来しています。
二階のデッキに上がると、見晴らしがいい。港の堤防には釣りをしている人たちが見えます。
船室は通常の座席の他に、ラウンジみたいになっているスペースもあります。すでに長椅子に寝っ転がっている人も。
三階はベンチが据えられた見晴らしデッキ。
船内を歩いたところ、久高島と違って観光で渡っている人はいなさそうです。レンタルサイクル争奪戦はしなくて済みそうでした。
船は定刻の14時に青空の下、津堅島へ向けて出航しました。(続きます)
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