おすすめの島旅と島情報サイト ISLAND TRIP(アイランドトリップ)

デアゴスティーニ「週刊 日本の島」にて執筆しています

220222_01.jpg
(▲写真は、6号だけ先行発売のもの)

どんなことでも「続ける」ことが難しいと感じる今日このごろ。この島旅ブログもしょっちゅう更新停滞しながらも、なんとか続けてこられているのは我ながら誇っていいなと思っています。続けていると、いつの間にか見てくれている人も増えているのですから。


ライターとして参加

さて、今回はもうタイトルで内容が完結しているんですが、紹介させてください。

220222_02.jpg

年明けからテレビCMが流れていたのでご存じの方も多いとは思いますが、デアゴスティーニの「週刊 日本の島」という雑誌があります。

昨年の8月に静岡県内で6号まで先行販売されていたものが、今年1月から晴れて全国発売となりました。

Twitter上では先行販売前に「こんなのが始まるんだ!」と島好き界隈がざわついていまして、僕も定期購読をすぐに申し込みました。その翌日くらいに編集部の方からライターとして参加を打診され、二つ返事で執筆陣に加わることに。

今までも雑誌にコラムやちょっとした寄稿という形で自分の書いたものが載ることはありましたが、今回は1島まるごとを担当し数ページの誌面を書く、というもの。重みが違います。

加えて、執筆陣には島好きなら知らない人はいない島ライター界の錚々たる面々が揃っているこの「週刊 日本の島」。日本の有人島をほぼすべて回り、今も精力的に活動されている斎藤潤さんや加藤庸二さん、美しい島の写真をいくつも発表されている箭内博行さん、日本の島はもとより最近では御船印での活躍が目覚ましい小林希さんなどなど、この方々と同じ誌面で書けるということが本当に光栄です。

ちなみに、今回は商業誌で初めて本名+いづやんの記名で参加しています。


「週刊 日本の島」とは?

デアゴスティーニの「週間 日本の島」は、いわゆる「分冊百科」の類で、各号で有人離島3島ほど、無人島を1島掲載していきます。

220222_03.jpg
(▲デアゴスティーニ社提供プレスキットより)

最終的には約410ほどある有人離島を網羅し、120号を刊行する予定の壮大なプロジェクトです。毎週刊行しても、実に2年半かかります。

有人離島は、巻頭で取り上げられる島が12〜14ページ、他の2島が4〜8ページというボリューム(今後変更があるかもしれませんが)で、「地理」「歴史」「自然」「文化」「産業」「生活」などの切り口で、その島の情報を網羅しています。

220222_04.jpg
(▲デアゴスティーニ社提供プレスキットより)

地理で島の成り立ちや、特異な地質・地形があれば触れ、歴史では昔から今に至る島の経緯にスポットを当てます。自然豊かな島であれば、美しい写真とともに魅力的な島の動植物や風景が分かるでしょう。人の営みがある島なら、そこには産業や生活もあるはずです。誌面ではその島の魅力をカラー写真で多角的に伝えています。

各島のページには、大きさや人口、交通などの「基本データ」表や、島の主な名所・スポットを紹介する「地図ページ」のほか、島の名物や名所、食など、特にスポットを当てて紹介する「しまの○○」コーナーなどが、誌面を飾ります。

「分冊百科」の体裁の通り、各島で記載されている内容は、執筆者の主観ではなく事実に基づいた情報という側面が強いですが、欄外の「島とーーく」には、執筆者の体験や耳寄り情報が載っています。ここは書いた人の性格や趣味趣向が表れていて、面白いんですよ。民俗学的視点だったり、フォトグラファーや純粋な旅人目線の話しも、この短い中に展開されていて必見。僕も「この短い中にいかに人と違う体験・エピソードを込めるか」と苦心しています。

また、各号には日本離島センターが選定した「しま山100選」も紹介されています。僕はまだ11座しか登っていないので、これを見て今から島に行ったらどう登るかイメトレします。 

220222_05.jpg
(▲デアゴスティーニ社提供プレスキットより)

僕が普段書いているのはこのブログやWebメディアなので、ある意味誌面に限りはないのですが、紙媒体となるとそうも言っていられません。今回執筆していて一番苦労しているのが、「伝えたい・書きたいことは山ほどあるのに、掲載できる文字数には限度がある」ということ。なんとかその島の魅力を伝えられるよう、限られた誌面にできる限り書いていけるよう、工夫していければと思います。

この「週刊 日本の島」、冊子の体裁で販売されていますが、特殊な製本で全ページが切り離せるシート方式になっていて、創刊号に付いてくる専用のリングバインダーにファイリングしていくことが可能です。

220222_06.jpg
(▲デアゴスティーニ社提供プレスキットより)

120号を揃えれば、島の大百科事典の完成、というわけです。が、執筆者側に回ってみると、まだまだゴールは先です。頑張って完走できるようにしなきゃ、ですね。


どこで買えるの?

さて「週刊 日本の島」、どこで買えるの? ってことなんですが、全国の書店で扱っているほか、定期購読もあります。1月に全国発売になっているので、創刊号はもう書店には置いていないかもしれません。書店で取り寄せるか、定期購読を申し込む必要があります。

こちらのオフィシャルサイトから申し込みができます。なお、定期購読の場合は、奇数号の発売日前後に2号ずつまとめて届くようなので、そこだけは注意です。

【2022/2/23 追記】「週刊日本の島」オフィシャルサイトから、バックナンバーが買えるそうです。送料はかかってしまいますが、アマゾンなどで売り切れの場合でも、オフィシャルサイトは在庫がある場合があります。

220222_08.png


僕、いづやんは、本日2月22日(火)発売の第6号「宝島」から、ちょいちょい執筆しております! ぜひお手にとって見てください!

220222_07.jpg

あなたの好きな島・気になる島が、見つかりますように。

■島に関する執筆・取材・講演・写真貸出のご依頼は下記までお問い合わせください。
 izuyan@islandtrip.jp
 僕のプロフィール・実績等はこちら
※このサイトに掲載している文章、写真はすべて無断転載禁止です。
他媒体への掲載をご希望の場合は、ページ下のフォームからご連絡ください。
シェアしてくれるとうれしいです!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINE

日記・雑記の関連記事

ISLAND TRIPの本、あります

ISLAND TRIPの本

コメントする

PAGETOP