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絶景と神社を求めて 「隠岐諸島」旅 その1

今回から2016年(もう5年前!)の島根県は隠岐諸島の旅レポートを開始します。もうすっかり過去の旅となってしまいましたが、書き始めるとどたばた旅ながらも様々な景色や人、文化や食との出会いがあり面白く筆が進みます。当時のメモを読むと、今でも鮮やかに旅の様子を思い出せますね。


そもそも隠岐ってどこよ?

隠岐(おき)、おそらく名前はなんとなく聞いたことが人は多いでしょう。日本史の授業で「後醍醐天皇、後鳥羽上皇が流された」と言えば「あ、ああー」と思い出すはず。

でも場所は言えば、出てこないですよね。あと、「壱岐(いき)」と間違えやすい。ちなみに、壱岐は長崎県で、隠岐は島根県です。

場所はこの辺。


あまり島がなさそうな日本海にぽつんと浮かんでいます。隣国とずっと揉めている「竹島」もこの隠岐諸島の自治体、「隠岐の島町」に所属しています。

隠岐は諸島という名前が付く通り、数多くの島で構成されています。

諸島の東に位置する最大の島「島後(どうご)」、それを島後水道を隔てて西にまとまっているのが「島前三島」の、中ノ島(海士町)、西ノ島、知夫里島。これら四つの有人島と、180ほどある無人の小島で構成されています。


古事記にも名前が登場するほど歴史が古い

古くから人が住んだ痕跡があり、大陸との交易の中継点であったり、先に述べた遠流の地であったりと、その歴史は古いです。まさに古色蒼然とした時代の揺りかご。平安の世に創建された神社もあちこちに残っています。

最近では、地方振興の先駆者と言われる中ノ島(海士町)の名前が有名です。


旅程はこんな感じ

今となってはなぜ旅先に隠岐を選んだのか定かではないですが、ゴールデンウィークでまとまった休みが取れて四島すべて回れそう、かつ少し遠い、というところに惹かれたのだと思います。旅程にもそれが表れていますね。

■2016/4/30(土)
羽田空港 →(飛行機)→ 米子鬼太郎空港 →(バス)→ 七類港 →(フェリー)→ 島後

■2016/5/1(日)
島後 →(フェリー)→ 中ノ島[海士町]

■2016/5/2(月)
中ノ島[海士町]

■2016/5/3(火)
中ノ島[海士町] →(フェリー)→ 西ノ島

■2016/5/4(水)
西ノ島 →(フェリー)→ 知夫里島

■2016/5/5(木)
知夫里島 →(フェリー)→ 境港 →(バス)→ 米子鬼太郎空港

駆け足旅の予感がしますが、次回から初めての隠岐旅、綴っていきたいと思います。(続きます)

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