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「忽那諸島」旅 その15(津和地島) 港周辺を散策し、亀川旅館さんのお昼を堪能

今年は台風が多めでしょうか。どうも、いづやん(@izuyan)です。

忽那諸島旅の十五回目、津和地島の亀川旅館に泊まり、翌朝ご主人に島を案内してもらってからです。


津和地島の集落を散策

宿の軽トラックで島を一周してもらって宿に戻り、今度は自分の足で集落を歩きます。

ここ津和地島でも古い町並みが残っていて、歩くだけでも楽しい。

店頭で肉まんを温めている昔ながらの商店があるかと思えば、綺麗な農協の売店もありました。

歩いているうちに雨も上がり、日が差してきました。

雨が上がったのでネコの姿もちらほら。細い路地とネコ、絶妙な組み合わせです。

集落の少し山側に入ったところの坂を登ると、ここでも伊予柑が鈴なりになっている木々が見えます。

階段を登ると仙遊山 洞源寺の境内に入ります。ここは寛永11年(1634年)開山の歴史あるお寺で、見晴らしのいい場所に建てられています。

境内の鐘楼の向こうに津和地島の集落と海が一望できました。

なんかやけに洒落た帽子をかぶったお地蔵様だなと思ってよく見たら、毛糸の帽子が苔むしたものでした。


亀川旅館さんでお昼を

島を離れるのは14時半の便だったのでまだ時間はあります。

朝、「お昼も作れますがどうしますか」と女将さんに言っていただいたのでお願いしていました。

ランチは1000円だそうですが、食卓について驚きました。やっぱり品数が多い。中島や隣の怒和島からでも数百円の運賃で来られるので、これだけを食べに来る人がいるのもうなずけます。料金を上乗せすればさらに色々なものが食べられるようですし。

鯛の刺身は昨日食べましたが、やはり美味しい。

めかぶかもずくのように見えますが、「海そうめん」という海藻の酢の物。初めて食べましたが、もずくのようなぬめりがあり不思議な食感。美味しかったです。

鯛の煮付けも身がしっとりした煮加減で絶妙でした。

デザートに島で採れた温州みかんが出てきて、大満足のランチとなりました。


津和地島を離れる時間

しっかりお腹と心を満たし、宿の精算をして、船が出るまでの時間、もう少し津和地島の風景を写真に収めるべく外に出ました。

港には、漁や農作業に便利な軽トラックか軽ワゴンの姿ばかり。ある意味島っぽい景色と言えそうです。

漁業が盛んな島らしく、港には様々な船が所狭しと留められていました。

港の一画に、船の券売所兼待合所があります。

待合所には、この旅で一番人が待っていました。みんな松山市街にでも出かけるのでしょうか。

待合所で次の島、二神島へのチケットを買います。

昨日渡ってきた向かいの怒和島からのフェリーがやってくるのを眺めていました。

このフェリーには多くの人や車が乗り込んでいたのが印象的でした。

14時40分頃、津和地島を出港し、次の島、二神島へと向かいます。

今度はしっかり晴れた日に、また美味い海の幸を食べに来たいものです。(続きます)

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