瀬戸内彩る柑橘の島々、「忽那諸島」旅 その1
2018年、明けましておめでとうございます。今年もぼちぼち更新を続けていきます。どうも、いづやん(@izuyan)です。
もう丸二年も前となりますが、印象深さは変わっていないのでやはり書いておきたいな、と思った旅があります。
それが、愛媛県の忽那諸島の島々を巡った旅。季節も12月ということで、少しは同じような空気を味わってもらえる時期なのでないでしょうか。
瀬戸内の島に行ったことがない
実は僕、この時まで瀬戸内の島々を訪れたことがありませんでした。このブログを始めて「島巡りしてます」と人に言うと、三人に一人は「あ、直島なら行ったことありますよ!」と返されてきましたが、瀬戸内国際芸術祭で一躍脚光を浴びることになった香川県の直島ほか、その周囲の島々ももちろん行ったことがありません。
12月に休みが取れそうだったので、この機会に冬でも温暖な瀬戸内の島に一度行ってみるのもいいなあと軽く考えていました。
問題はどこへ行くか、です。
できれば人の少ない、あまり有名ではない島に行ってみたい、と考えながらぼんやり日本地図を眺めていてふと思い出します。
日本の島ガイド「シマダス」に記載されていたとある諸島の島々のキャッチコピーがひたすら「ミカン推し」だったことを。
これが、その島々のキャッチコピーです。
- ミカンの島 睦月島
- 魚とミカンとシーサイド留学の島 野忽那島
- みかんと太陽とトライアスロンの島 中島
- ミカンとヒラメの島 怒和島
- ミカンと魚の島 津和地島
- 鮮魚とミカンの静かな島 二神島
このキャッチコピーのついた島々は愛媛県の「忽那諸島(くつなしょとう)」に属しています。ミカン推しの島々が気になって仕方なかったことを思い出しました。本当にミカンしか推すものがないのかと。
そして僕の両親は愛媛県出身で、僕には愛媛の血が流れているのです。行き先は決まったも同然でした。
忽那諸島ってどこなの?
忽那諸島は愛媛県松山市の西に位置する島々で、7つの有人島と22の無人島からなっています。愛媛県松山市に属しています。
中島、津和地島(つわじじま)、怒和島(ぬわじま)、二神島、睦月島、野忽那島(のぐつなじま)、釣島(つるしま)が入りますが、興居島を含めることもあるそうです。
松山市の西、高浜港からフェリーや高速船でアクセスすることになります。
このうち、興居島は航路が違っていたため、今回の旅程には含めないことに。また、2泊3日の旅程では釣島に上陸する時間を入れるとかなりの駆け足になってしまうためこれも断念。
忽那諸島の旅程はこんな感じ
結局、6つの島々を3日かけて回るプランを立てました。
■2015/12/19
羽田空港 →(飛行機)→ 松山空港 →(バス)→ 松山市駅 →(伊予鉄道)→ 高浜駅 → 高浜港 →(フェリー)→ 睦月島 →(高速船)→ 野忽那島 →(フェリー)→ 中島
■2015/12/20
中島 →(フェリー)→ 怒和島 →(高速船)→ 津和地島
■2015/12/21
津和地島 →(フェリー)→ 二神島 →(高速船)→ 高浜港 → 高浜駅
初めての瀬戸内の島々、どんな旅が待っているでしょうか。次回からは忽那諸島の旅レポートをお送りします。(続きます)
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