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「隠岐諸島」旅 その12(海士町) 木路ヶ崎灯台に立ち、スナックの夜で海士町を知る

2016年の隠岐の旅、第十二回です。海士町での二日目の午後は、島の南側へと足を伸ばします。行けるところには行く、がやはり旅の前提。


木路ヶ崎灯台

崎集落を散策後、さらに南に向かい、海士町最南端の「木路ヶ崎灯台」へ。

灯台の目の前には、コンパスのような図が描かれていて、世界中の都市の名前が書いてあります。ナホトカってロシアじゃないか。確かに北にまっすぐ向えば着くでしょうね。

灯台のそばに立ってみると、正面には知夫里島、右手には西ノ島が見えます。ここも島前カルデラが一望できる場所です。

夕日がよく見えるスポットでもあるそうですが、それを見てからだと夕飯の時間に遅れてしまうので、16時半には退散。


立派な野生の藤

隠岐神社そばを通っていると、水田の向こうの林に立派な藤らしき花が咲いているのが見えました。水田と藤の花、なかなか絵になるので写真を撮っていると、そばで農作業をしている方がいました。

「これは藤は藤でもノフジと言って、蔓の太さは10cmにもなるよ」

ノフジ、正式な和名はヤマフジ。蔓の巻方向は観賞用のフジとは逆で左回りだとか。遠目から見てもかなり立派です。

ついでに田んぼについて聞いてみました。

「田植えは5月の中旬、稲刈りは9月の10日ごろ。お盆を過ぎると稲穂が大きくなるよ」とのこと。結構早く収穫するんですね。例のお気に入りスポット、宇受賀命神社の周りを稲穂の金色の海が覆うのを見るには、8月の最後辺りに来るのが良さそうです。

18時過ぎには宿に戻り、夕飯の時間まで少し辺りを散策。夕日を浴びた港町の様子は、どの島で見ても格別です。

夕飯はまた一人静かに。今日も窓が開けられていて、港の様子が見えます。

なんだか昨日よりもメニューが豪華な気がします。一人だけなのにここまで品数揃えてもらってなんだか少し申し訳ない気も。

心尽くしの料理の数々と、さっき見てきた田んぼで採れたであろう米。

「島の幸もお米もうまい」

思わず言葉が漏れます。


海士町の夜をスナックで知る

人づてに聞いたのですが「海士町の夜の本番は、スナックにあり」とのこと。

一人で島の居酒屋に行くことは過去に何度もしてきましたが、知らない土地でスナックに入るのにはそれなりの覚悟が必要。気にはなってましたがなかなか難しい。

そんな時、海士町に行くと知った友人から、海士町観光協会(当時)のOさんを紹介いただき、この日の夜スナックで飲むことに。隠岐國学習センターでインターンをしていたHさんや、昼間のあまんぼうでガイドをしていたKさんも後から合流して、結構にぎやかに。

Oさんに迎えに来てもらって向かった先は「スナック四季」さん。スナック、と名前は付いていますが、カウンターのある居酒屋といった風情。海士町では若い人もみなスナックに普通に行くと聞きます。スナックにありがちなテーブルチャージもお通しも特になく、やっぱり気軽な居酒屋感があります。

カウンターに座っている常連さんが気軽に声をかけてくれる良さもあります。

席について挨拶するなり隠岐の銘酒「隠岐誉」の一升瓶がどん!とテーブルに置かれ、「ああ・・・明日の午前中は潰れるかもしれないな」と一瞬遠い目に。

いきなり紹介されたよくわからない年上の旅人に、OさんやHさんは観光や定住促進といった島での活動や、なぜ海士町に来たのかを色々教えてくれました。

Hさんは海士町の島留学と学習センターの凄さを熱弁。あとから合流したあまんぼうの船長をしていたTさんのテンションもすごくて、危うく朝までコースとなるところでしたが、危険を察知したOさんが早めに切り上げて0時頃お開きに。

海士町のスナックは確かにすごかった。Tさんが混ざった途中からテーブル全体がよくわからないテンションになり、気がつけば僕もカラオケで津軽海峡・冬景色を歌っていたくらい。

翌日は当然二日酔い。

そして、数日前から分かっていましたが、天候が急激に悪くなり始めていました。(続きます)

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