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野生のイルカと泳ぐ! 1泊2日 利島への行き方

島旅の計画を立てたあと、僕は祈ります。「台風が来ませんように!」 どうも、いづやん(@izuyan)です。

さて、何回かに分けてお送りした「利島旅」ですが、東京なのにイルカと泳げるの?!と思った人、多いですよね?

ISLAND TRIPではもちろん「行ってきました」だけでは済ませません。1泊2日の週末だけで行く利島、説明しちゃいます。

※利島のドルフィンスイムのシーズンは、4〜11月です。詳細はショップに問い合わせてください。


利島へのアクセス

島旅レポートでも触れましたが、利島に渡る方法は大きく分けて三つ。

・竹芝桟橋から夜発の大型定期船で行く
・竹芝桟橋から昼発のジェットフォイル(水中翼船)で行く
・伊豆下田発の定期船で行く

変わったところだと、伊豆諸島を毎日運行しているヘリコプター「東京愛らんどシャトル」で、伊豆大島から利島に渡る、という方法もあります。

金曜夜発の大型定期船

週末で行くには、金曜日の夜22時〜23時(シーズンによって変わります)出港の大型定期船で行く方法が一般的です。旅レポートでも書きましたが、利島は港が小さく波があるとジェットフォイルはすぐに欠航します。できれば大型定期船の方がよいです。

仕事帰りにそのまま行けるのも魅力です。デメリットは船に乗っている時間が6時間、ということでしょうか。

土曜午前発のジェットフォイル

海況が安定している時期であれば、乗船時間2時間半のジェットフォイルはいいかもしれません。土曜日の朝の便で島に渡り、日曜日の午後の便で帰ります。

一番のメリットは、船に乗ってる時間が短いこと。土日だけで行って帰ってこられることですね。デメリットは、大型定期船に比べると運賃が高いことと、波が高くなるとすぐに欠航することですね。

下田発の定期船

土日のみの場合を考えると、発着時間の関係で時間をあまり有効に使うことができません。今回は割愛しますね。


週末1泊2日の利島旅プラン

大型定期船とジェットフォイル、両方のプランを掲載します。大型定期船の場合は、正しくは船中1泊+1泊2日、ですね。

利島旅レポートのように金曜日の夜に定期船に乗って出発、船中で一泊して土曜日の朝に利島に到着、土曜日一日を過ごして島に一泊、翌日曜日の昼の便で帰ってくる、というものです。一番一般的な利島旅の日程です。

ジェットフォイルは、片道2時間半で利島に着くので、土曜日の朝出発し、日曜の午後に帰ってくる、という日程になります。

船の予約は東海汽船で、電話かサイトからしましょう。二ヶ月先までの予約が可能です。

大型定期船で往復

日程 時間 交通機関 備考 費用
1日目

(金)
23:00



竹芝桟橋発 東海汽船(さるびあ丸) シーズンによっては22:00発も ¥4650

(2等船室)
  船中泊    
2日目

(土)
06:35

利島港着 基本的に宿の出迎えあり  
宿チェックイン    
午前

ドルフィンスイム 予約状況によって、午前、午後1回ずつドルフィンスイム可能  ¥7000前後(+機材レンタル費)
午後

ドルフィンスイム  予約状況によって、午前、午後1回ずつドルフィンスイム可能  ¥7000前後(+機材レンタル費)
  宿泊   ¥8000前後
3日目

(日)
11:50



利島港発  シーズンによって12:30発、竹芝着19:00も ¥4650

(2等船室)
17:40 竹芝桟橋着    

ジェットフォイルで往復

日程 時間 交通機関 備考 費用
1日目

(土)
08:30

竹芝桟橋発 東海汽船(ジェットフォイル)   ¥9000
10:55

利島港着 基本的に宿の出迎えあり  
宿チェックイン    
午後

ドルフィンスイム 予約状況によって、午後1回ドルフィンスイム可能  ¥7000前後(+機材レンタル費)
  宿泊   ¥8000前後
2日目

(日)
午前

ドルフィンスイム 予約状況によって、午前1回ドルフィンスイム可能  ¥7000前後(+機材レンタル費)
14:10



利島港発 シーズンによって13時台の出港も ¥9000
16:35 竹芝桟橋着    


利島のドルフィンスイムのシーズン

利島のドルフィンスイムのシーズンは、ショップにもよりますが、大体4〜11月の間になります。冬場は風が強く島へのアクセスが悪くなったり、ドルフィンスイムの船を出すことができない海況になるので、オフシーズンとなります。

詳細なシーズン開始や終了は後述の各ショップに問い合わせてみてください。


宿の予約

ドルフィンスイムをするのには、まず宿の予約をしましょう。宿によっては自前のドルフィンスイムの船を持っているところがあるので、予約時に確認してみてください。

利島館

04992-9-0222

民宿かおり荘

04992-9-0038

民宿かねに荘

04992-9-0034

http://homepage2.nifty.com./toshimads/

後述の利島ダイビングサービス・ドルフィンスイムも経営している宿です。

民宿しんき

04992-9-0028

民宿寺田屋

04992-9-0251

http://www.teradaya-yuuseimaru.com/

後述のドルフィンスイムサービスもしている宿です。

民宿西山

04992-9-0229

民宿山中荘

04992-9-0136

民宿永楽屋

04992-9-0334

民宿soudaimo(そうだいも)

04992-9-0039

http://www13.plala.or.jp/soudaimo0039/index.htm


ドルフィンスイムの予約

ドルフィンスイムの予約は、大体ドルフィンスイムをする日の2ヶ月前から受け付けています。特に、ゴールデンウィークや連休、お盆時期などは予約を開始する日が決まっていたりするので、これもショップに確認してみてください。

ちなみに、寺田屋さんのように宿でドルフィンスイムをしているところは、宿の部屋が空いている=ドルフィンスイムも空いている、ではありませんので、気をつけて! 宿に宿泊していないお客さんでもドルフィンスイムに参加することができるからです。

宿泊の予約時に、ドルフィンスイムの予約も必ず確認してくださいね。

また、ドルフィンスイムは結構ハードなアクティビティです。ショップのドルフィンスイムに関する注意書きをしっかり読んでから申し込んでください。

寺田屋

http://www.teradaya-yuuseimaru.com

利島ダイビングサービス

http://homepage2.nifty.com/toshimads/

ドルフィンスイム・イルカマリンクラブ利島

http://www.irukamarine.com


いつ予約する?

船とドルフィンスイムと宿、どれをまず抑えるべきでしょうか。

個人的な意見ですが、ドルフィンスイムがしたいのであれば、まず宿とドルフィンスイムを抑えるべきです。

大型定期船は、最悪座席の予約ができなくても「席なし乗船」という裏技があります。

定期船の予約開始時期は、船を利用する2ヶ月前からになります。ドルフィンスイムの予約も基本的には2ヶ月前からです。

比較的海況が安定するのは梅雨入り前の5月か、梅雨明け直後の7月下旬。週末に行くとなれば予約はすぐ埋まりますので、各ショップで確認できる二ヶ月前の予約開始日に予約を入れるようにしましょう。


それでもやっぱり最後は天候頼み

利島は島旅レポートでも再三触れていますが、島の桟橋が小さく天候によっては接岸できない場合もあります。せっかくドルフィンスイムと宿の予約が出来ても、上陸できなかったり、上陸できても天候の悪化が見込まれて島から出られなくなる、ということも多いにあり得ます。

出発前にはぜひ宿やショップの方と連絡をとって、「天候が悪くなって島から帰れなくなりそうだから来ない方がいい」という旨を伝えられたら、素直に指示に従った方がよいでしょう。

そんな各種困難(?)を乗り越えて、利島に上陸、ドルフィンスイムが出来たらよい思い出となると思いますよ!

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