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「利島」旅 その4 寺田屋さんに到着、そしてドルフィンスイムへ

海の上で過ごすことは、どんな状況であっても僕にとっては特別です。どうも、いづやん(@izuyan)です。

友人3人と行く利島旅、第四回をお送りします。宿についていよいよドルフィンスイムの時間が迫ります。


島に着いた途端・・・

快適な船旅を終えて利島に上陸。ふと、周囲の空気が昨晩と違うことに気が付きました。

「あれ、思ったより風がある・・・嵐の前の静けさで凪のはずでは・・・」

海を見ると、結構白波が立っています。これは「いつものやつ」ですか・・・。ええ、島に渡ると天候が悪くなるという僕のジンクスみたいなものです・・・。最近いづやん改め「時化やん」とかあだ名付けられたばかりですしね・・・。

そんな心の声をよそに、僕らを乗せた宿の車は今回の宿泊先「寺田屋」さんに到着します。敷地内に本館と新館の建物が建っています。今回泊まるのは新館。


寺田屋さんの新館は快適

部屋も綺麗で快適、無線LANも飛んでいるので僕のような人間にはとてもありがたいです。この手の島の民宿には珍しく部屋に個別の洗面台があったり、トイレは共有ですがウォシュレット付きでした。さすが新館。ちなみに新館は全館禁煙だそうです。

朝7時前に到着したにも関わらず、すぐ部屋に通してもらえました。二部屋予約していたのですが、一部屋は今日チェックアウトのお客さんがいるとのことで、お昼まで一部屋で過ごしてください、とのこと。通された部屋に四人でも広さも特に問題ありませんでした。朝早かったこともあって、早速全員ゴロゴロします。

友人が宿の玄関に置いてあった利島の地図と観光案内を広げて、ドルフィンスイム後にどこいくか物色しています。

友人「なんかやたらと神社あるなあ」
僕「そういえば古いものがたくさんあったなあ」
友人「お、食堂がある・・・」
僕「たぶんそこやってないと思う・・・前回来た時もやってなかったし」
友人「いやいや、行ってみないとわからないでしょ??」
僕「やってないと思うなー」
友人「郷土資料館もあるな」
僕「そこ、観光客向けの施設のはずなのに、確か土日休みなんだよね」
友人「マジで・・・!?」

8時頃に、もう一部屋も空いたとのことで僕ともう一人の友人はそちらへ移動。ガイドの奈々さんからは「いづやんさんたちのドルフィンスイムは10時からなので、着替えて準備をして9時45分に一階で待っててください」と言われていたので、その時間まで部屋で待ちます。

今回、せっかくドルフィンスイムするのだからと水中撮影用にGoProと、だいぶ前にメイン機からは引退したものの水深30m程度の防水ケースがネットオークションで安く手に入り、未だ現役を続けている富士フイルムのコンパクトデジカメ「FinePix F10」を持ってきました。


ドルフィンスイムの準備あれこれ

水着に着替えて、一階のウェットスーツ着替えスペース的なところで待ちます。10時過ぎくらいに、前の回のドルフィンスイムに行っていた他のお客さんが帰ってきました。装備からすると常連さんですね。

ガイドの奈々さんからドルフィンスイムに参加する人用の名簿を渡され、名前や緊急連絡先を記入します。この手のアクティビティにはこういったものはつきものですね。

その後各自体のサイズにあったウェットスーツを借りて着ます。真夏で水温が高ければ水着のみでも大丈夫ですが、今日は曇りで風もあり水温もやや低め、とのことでウェットスーツを着てのスイムとなります。

一人、なかなかサイズが合わずに三回ほど着直していましたが(笑)、きついと気持ち悪くなったりするので「ま、いっか」と思わずに直すのは、大事です!

今回は自分のマスク(水中眼鏡)、シュノーケル、フィン、の3点セットを持ってこなかったので、それも合わせてレンタルします。各自サイズをチェックし、問題なければ準備完了です!


ドルフィンスイムに出発!

各自の3点セットや荷物を車に積んで乗り込み、港に向かいます。

港には宿の漁船が停っているので、それに乗り込みます。今回は友人の中に初めてシュノーケルを付けて泳ぐ人がいたので、出港する前に、港の中でシュノーケリングの練習をします。ちなみに僕はドルフィンスイムはたぶん通算7、8回目くらいです。

船から水の中に入ります。やや冷たいですが久しぶりの水の感覚にテンションが上ります。やっぱり海はいいなー!

10分ほど泳いでシュノーケルやフィンの使い方を確認します。大丈夫そうですね、ということで再びに漁船に乗っていよいよ出港です!


揺れる! めっちゃ揺れる!

僕は過去に、小笠原や御蔵島で何度かドルフィンスイムをして、いろんなサイズや種類の船に乗ってわりと外海の揺れには強いと思ってましたが、今回は港を出た瞬間からめちゃめちゃ揺れて「怖ええ!!」って思いました・・・。揺れるときは大体船尾に乗っているのですが、今回は船首側にいたのも揺れをより感じる要因でした。

「今日は港周辺が一番波があるのでしばらく揺れると思いますよー」とのことでしたが、僕らは「そうなんですねー!」と言いながら、激しく上下する船首に這いつくばるようにして座り込み、引きつり笑いです(笑)

船は港を出て島の東側に回り南下、島伝いにイルカを探します。余裕があればお客さんもみんなで探しますが、僕らはそれどころではありません。

そんな中ガイドの奈々さんは揺れる船首に「立って」イルカを探します。いやーさすがだわ・・・。カッコイイ。ガイドさんとか漁師さんほんと凄い。

横から波が来て、何度かかなり船が横に倒れて「うおー!」とか友人が声を上げていました。

「漁船てこんなでも転覆しないんだ・・・」と言ってましたが、奈々さんは「これはまだまだですよ!」とのこと。

島の東側に大分回ってきましたが、確かに波は大分おさまってきました。

やや余裕を取り戻してきた面々。

さて、こんな波のある中、イルカは見つかるのでしょうか。(続きます。引っ張ります)

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