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「利島」旅 その5 海の中はイルカだらけ!

旅をしていると似たような光景や瞬間に出会うこともあります。それでも、毎回感動できることってあるんですよね。どうも、いづやん(@izuyan)です。

ドルフィンスイムをするために訪れた「利島」旅の第五回目をお送りします。漁船で出港するなり大揺れです。


イルカ、きた!

港を出港して15分くらいでしょうか。揺れる船首に立ち続けるガイドの奈々さんが振り返って船長に合図しました。船のスピードが落ちてきます。

「ほら、そこにいますよー!」船進行方向の右前方を指さします。へろへろになってた一同もここぞとばかりに立ち上がって船べりに寄って海を見つめます。

イルカはよく船が進む時に船首に起きる波に乗りに来ますが、見てると今回も何頭かいました。船のすぐ脇を通り過ぎるのを発見!

「それじゃ海に入りますので準備してください」と奈々さんから声がかかります。

いそいそとフィン、マスクとシュノーケルを付けます。

「私が最初に海に入りますので、準備出来た人から後に続いて入ってください!」

漁船の舷側から海にエントリーするためのハシゴがかけられ、そこから奈々さんに続いて海に入ります。


たくさんいるー!

海に入ると、曇りで光が少ないのとうねりで少し濁りがあります。透明度10〜15mくらいでしょうか。

ドルフィンスイムで水に入ってまずやることは後ろから来る人の邪魔にならないように船から離れることと、イルカの位置を確認するのに回りをよく見ることです。マスクしてると視界が制限されますからね。コーフンしてイルカに向かう時に、慣れないうちは僕もよく人にぶつかってました。

どこどこ?! と辺りをきょろきょろすると、やや深いところを向こうからやってくるイルカの群が見えてきました!

何度も体験しているはずですが、毎回マスクの中でニヤついてしまい、上がったほお骨とマスクの間にできた隙間から水が入ってきそうになることもしばしば。嬉しい気持ちを押し殺してポーカーフェイスです、ポーカーフェイス。

上の写真のカメラ構えてるのが僕です!

今回僕は、波が高く安定しないだろうと思ったので、静止画の写真は撮らず、もっぱらFinePix F10で動画を録っていました。

ここに掲載している写真は、ガイドの奈々さんが僕らも入れてくれて撮ったものを購入しました。プロの手で、自分たちがドルフィンスイムをしている様子を撮影してくれるというのも、寺田屋さんとガイドの奈々さんならではのサービスですね!

イルカ、めっちゃ近いです。泳ぎがうまく、深いところまで潜れるとイルカがよく構ってくれます。

水面で泳いでても、手で触れられる距離を追い越されることもしばしば(近いからと言ってイルカに触れるのはマナー違反です)。

この日は20頭ほどの群れがいたとか。今年生まれの赤ちゃんも見られましたよ!

ウェットスーツを着ているのにウェイトをつけなかったのでなかなか潜りづらかったですが、左で潜ってるのは僕です。


動画も録りました

先ほども書きましたが、今回僕は動画だけ録っていました。海から上がって見てみたら、これがまあ落ち着かない動画でしたが、それでも雰囲気は伝わると思いますよー。


ドルフィンスイムは結構ハード

利島のドルフィンスイムは1時間半の間に、イルカが見つかれば何度か水の中に入ります。今回は2回海に入って上がったところで、僕以外の三人が船酔いやら波酔いでギブアップ。

僕は時間一杯までいけそうでしたが、波のある船の上で他の三人を待たせるのも悪いと思い、この日のドルフィンスイムはお開き、ということを奈々さんに伝えました。僕はイルカを見るのは初めてじゃないし、他の三人もしっかりイルカ見られたようなので、いいかなと。

今回は風と波があることもあって結構過酷なドルフィンスイムでしたが、晴れて海が凪いでいれば全く違った印象になると思います。そんな時にまた友人を連れてきてあげたい。そうは言ってもやはり「ドルフィンスイム」は外海で泳ぐという側面だけ見ても、結構ハードなアクティビティだと思います。

なにはともあれ、今回の旅の目的の一つは無事達成出来ました。(続きます)

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