「利島」旅 その2 さるびあ丸で利島に向けて出発!
旅は行き帰りの過程も大事だと思うのです。どうも、いづやん(@izuyan)です。
今回は僕一人ではないため、事前に綿密な打ち合わせや天候の確認を経て、いよいよ利島に旅立ちます。
伊豆諸島へは竹芝桟橋から
金曜日の21時過ぎ。僕は職場から直接出発し、竹芝桟橋に到着していました。23時の出港にはまだ時間があります。受付窓口が混む前に予約していた船のチケットを受け取り、夕飯を食べるのに早めに到着したのです。
竹芝客船ターミナルに併設されているアンテナショップ&カフェ「東京愛らんど」で夕飯にしていると、友人が一人、また一人と合流してきます。
出港前に無事全員集合し、船のチケットを渡して名前や住所を記入してもらいます。これ、船に乗るときは必須なのです。何かあった時のために。書かないと、いざ乗船!という時にその場で書かされます。
久しぶりのさるびあ丸乗船
竹芝桟橋からは、ほぼ毎夜、二隻の大型客船が出港します。今回僕らが乗る「さるびあ丸」(白い方)とこの6月から以前の「かめりあ丸」に代わって就航した「橘丸」(黄色い方)です。橘丸は少し早い22時に出港し、三宅島、御蔵島、八丈島に順に停まります。さるびあ丸は23時に出港し、大島、利島、新島、式根島、神津島の順に各島に停まります。
22時40分頃からさるびあ丸の乗船が始まります。何度も乗っている船ですが、久しぶりなのでやはりワクワクしますね!
客室は、いくつかグレードがあって、二等座席、二等和室(一人分のスペースが確保された雑魚寝エリア)、特二等(寝台列車のような二段ベッド)、一等(8人までの個室)、特一等(4人までの個室)、特等(ホテルのような個室)、です。
船内には、客室の他に、自販機、レストラン、シャワー、喫煙室、なども備え付けられています。ちょっとした軽食を買うこともできるので、手ぶらでもとりあえず何か食べるものを買うことはできます。
いざ利島へ向けて出港!
23時、銅鑼の音ともに定刻通り竹芝桟橋を出港したさるびあ丸は、レインボーブリッジをくぐり、京浜工業地帯を横目に東京湾の夜景の中を南に進みます。何度も見ている光景ですが、つい嬉しくなって缶ビール片手にしばらく友人と眺めます。途中、同じ船に乗って島に戻るところの今回の宿のガイドさんとも再会でき、少し話ができました。
今回の宿のドルフィンスイム専属ガイドの高縄奈々さんとは、数年前の御蔵島でお会いしてから、Twitterでやり取りさせてもらったり、去年の池袋のアイランダーでも話しをさせてもらったりしていました。
「いつか利島にも行きます!」なんて言ってから大分経ってしまい、他にも利島に行く目的があったことから今回勢いで行くことにしたのです。
前回の記事で書いた通り船がすぐ欠航する島なので、天候や海況を細かく確認してもらったりして、宿にお邪魔する前から色々お世話になりました。
そんな奈々さん、「いつも平日の船に乗るから、こんなに人の多いのは初めてかも・・・」なんてちょっと笑っていました。気になる利島周辺の海の状況は、嵐の前の静けさで思っていたよりいいかもしれない、とのことでした。明日のドルフィンスイムへの期待が高まります!(続きます)
他媒体への掲載をご希望の場合は、ページ下のフォームからご連絡ください。
コメントする