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「青ヶ島」旅 その14 青ヶ島を出て八丈島に戻る

「目の前に来たものに乗れ」島旅の極意の一つです。どうも、いづやん(@izuyan)です。「青ヶ島」旅の第14回、島に来て四日目です。ヘリで青ヶ島を後にする日となりました。

この日も船は欠航です。雨は上がりましたが、霧が出たり晴れたりしていて精神衛生上まことによろしくない。ヘリも有視界飛行なので霧が出たら着陸できず欠航ということもありうるわけです。


とにかく祈りつつ待つしかない

宿をチェックアウトして、ヘリポートに向かいます。青ヶ島発八丈島行のヘリは、9:45離陸予定。8:55から受付をしています。受付時間より早く着いてしまったので荷物を置かせてもらってヘリポートの周りをフラフラしながら撮影。道をリスっぽい生き物がジグザグに駆けていくのを見かけました。

受付時間になったのでヘリポート脇の建物で搭乗手続きをします。体重を自己申告して、荷物を計ります。・・・15キロもあるんですけど、このザック・・・。2000円ほど超過料金を取られました。痩せてる人割引とかないんですかね?

受付に置いてあった「広報あおがしま」には、この年の5月の来島者出島者の内訳が書いてありました。船できた人は47人、ヘリは215人。やっぱりヘリが多いですね。

ヘリが来るのを待っている間にも、八丈島空港と通信しているのが聞こえます。霧で視界何メートル、とか云々。「うおおヘリ来なかったらどうしようううう」とちょっとお腹が痛くなります。

ヘリはまだ来ないものの、手で持つタイプの金属探知機で保安検査を受けます。その間にも「せめて15分だけでも霧晴れて!」と心で念じ続けます。一日予定を早めたのが裏目に出たか・・・。


やつが来た!!

と、ヘリ、来ました!!

「今まで見たことない低空で飛んできたなー」と島の人が言っているのが聞こえました。霧を避けて島に近づいて来たみたいですね。何はともあれ良かった!

と、浮かれていて、ヘリに乗り込むときに窓際の席を確保するのを忘れていました。折角空から島を見られると思ったのに不覚!!

ヘリはふわっと垂直に離陸し、30分もしないうちに八丈島空港に着陸しました。ヘリの着陸って垂直に降りるのじゃなくて、飛行機みたいに滑走路を滑走しながら着陸するんですよ。どうしてなんですかね?


八丈島は2回目です

八丈島空港には宿のお迎えがあってすぐに宿に移動しました。特にヘリが出たと連絡しなかったんですが、ヘリの音を聞いて迎えにきてくれたそうです。ありがたいですね。宿は三根(みつね)地区の「もろこや」さん。当時で5年くらい前にできた新しい民宿です。

八丈島は今回で2回目で多少勝手が分かるので、すぐにレンタルスクーターを借りて三根とは逆側、島の西の八重根まで行って泳ぎます。が、八重根の海を囲った海水浴場は工事で使えませんでした。


八丈島で一番のお気に入りカフェ

それならと、前回の八丈島で行ってお気に入りになったカフェ「空間舎」さんに行くことに。建物を改装されて二階も出来て、店主の奥さんの趣味の良い雑貨・調度が揃えられていますます魅力的なお店になっていました。奥さんに断ってお店の中を撮影させてもらいます。

夏はかき氷が美味いと友人に聞いていたので「黒蜜きなこスペシャルかき氷」を注文。確かに美味い! 少し小腹が減っていたのでケーキセットも頼んでしまいした。

少し奥さんとお話させてもらいました。「かき氷が好きで、たまたまそれに合いそうな皿を集めていたら、いつのまにかお店を持つことになっていた」そうです。何がどこで繋がるか分からないですね。

八丈島の「空間舎」さん、ホントにオススメのカフェです。(続きます)

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