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「五島列島」旅 その4(福江島) 晴れているうちに、井持浦教会と大瀬崎灯台へ

時間に追われる旅もまた旅ですね。どうも、いづやん(@izuyan)です。

五島列島旅の第四回をお送りします。福江島に到着し、レンタカーを借りてひとまず宿に向かいます。


今日のうちに行かないと!

池田レンタカーのおばちゃんに宿までの道のりを教えてもらっていたので、その通りに向かいます。港に流れる川沿いを少し走り、左に曲がると商店街が続く通りに入ります。写真で知ってはいましたが、結構な距離が続く立派な商店街です。

「福江島、都会だな!」

というのが第一印象。しかしシャッターの閉まっている店が多いのも事実。

今回福江島の宿に選んだのは、島出身の方に教えてもらった「ホテルダウンタウン」。いわゆるビジネスホテルなんだけど、接客も部屋もいいよ、とのことでここにしてみたのです。無線LANも使えます。港からは車で5分ほど。

「ここ本当に島の宿なのか」と思うほど丁寧な接客を受けてチェックインを済ませ、部屋に入ると地方、島、の宿とは思えない掃除の行き届いた部屋で驚きました。ユニットバスにはカビのひとつすらない。

驚きもそこそこに荷物を置いて、車に乗って出発。日が暮れる前に行かなければいけないところがあるのです。なぜか。

明日の福江島の天気予報が80%の雨、だからですよ。いつも通りの僕の島旅ですね!


長崎県一長い直線道路は福江島にある

明日は一日雨の予報なので、その前にどうしても見たい景色があるのです。それが福江島の南西部にある「大瀬崎の灯台」。

島の中央部を東から西に貫く県道27号を走ります。そういえば、レンタカーのおばちゃんに「こん道は、長崎県で一番長か直線の道路があるのよ」と聞いてましたが、走ってみると確かに長い! 写真には撮らなかったけど。ネズミ捕りをしているので気をつけて、とも言われました。

県道27号をずっと走るとやがて山を抜けて海が見えてきます。島の西側、玉之浦町です。ここには「荒川温泉」という温泉があり、道沿いには足湯もあったりします。車で通り過ぎる時に足湯に入っている人も見えました。長旅の疲れを癒やしたいところなのですが、夕暮れが迫っているので先を急ぎます。


井持浦教会と日本最古のルルドの泉

玉之浦町で進路を南に取り、島の南西の先を目指します。海沿いの道からまた少しずつ山を登るルートになります。大瀬崎までそろそろ、というあたりで立派な教会が見えてきました。

井持浦教会は、1897年(明治30年)建立のレンガ造り教会堂が1987年の台風で壊されて、現在のコンクリート製の教会になったそうです。日本で最初のルルドの泉が作られた教会でもあります。

五島列島は江戸時代の隠れキリシタンの潜伏地でもあり、禁教が解かれた明治時代から島々に50もの教会が作られることになりました。今回の旅はこの教会を巡るのもひとつの目的です。

ここまで車で走ってきた光景は、どこの離島にもあるものでしたが、この教会のある景色は確かに五島だけのものですね。それが自分にとってはことさらに特別なものに感じられました。

教会はミサの時間ではなかったので人もおらず静謐な空気が流れていました。日も暮れかけていたので、教会の中を見ることはせず、道を先に進みます。


大瀬崎灯台に到着

道はつづら折りの登り。やがて園地の駐車場が見えてきてます。そこからすぐのところが大瀬崎の灯台が一望できる展望台になります。港と福江の街がある島の東の反対、南西の端に位置します。車で1時間ちょっとかかりました。

東シナ海に突き出た大瀬崎の上に、白い灯台が鎮座しているのが遠目に見えます。時間は日没の30分前くらいでしょうか。間に合ってほっとしました。カメラを構えてひとしきり写真を撮ります。空は薄曇り。今日はそんなに夕日は焼けないでしょう。

ただ、この園地の展望台は、今まで見たことある大瀬崎灯台の角度とちょっと違う。もっと岬の周囲を海がぐるっと取り囲んでいるように見える場所があるはずなのですが。

一旦駐車場まで戻り、辺りを見ると灯台の方に行く遊歩道が見えました。そこに足を踏み入れると、すぐにもっと見晴らしのいい展望台が設置されているのが見えました。日が暮れるまで写真を撮ります。

この大瀬崎灯台は「日本の灯台50選」にも選ばれているそうで、この灯台のために作られたかのような岬の光景と相まって、しばらく眺めていたくなるような光景を作り出しています。晴れの日、夕暮れ、台風の時でさえ色んな様子を見せてくれるでしょう。

ちなみに映画「悪人」の重要なシーンで使われた、とのことですが、映画見てないのでなんとも言えません(笑)

本当は灯台に明かりが灯るまでいたかったのですが、それはまた次の機会、ということで。


五島列島旅最初の食事は寿司で

「福江島に行く」と行ったら「夕飯は心誠がオススメ」と複数の人が異口同音に言うのです。ただし混むから予約した方がいいと言われてました。島についてホテルにチェックインした時に電話したのですが、「今夜も明日も一杯なんですよ〜」とすげない答え。

それならと、もうひとつ候補と思っていた「やぐら寿司」に電話。こちらは予約出来ました。

そんなこんなで大瀬崎からこれまた大急ぎで戻ってきて、予約した19時になんとか間に合わせました。宿から歩いていくと、お店の電気は点いているものの、「営業終了」の札が・・・。あ、あれ?

それでもドアを開けると、予約かどうか聞かれてちゃんとカウンターの席を案内されました。ゴールデンウィークでお客さん多いから早めに閉めてたんですかね。予約しといてよかった。

上握りセットを頼んでみます。一見すると握りの数が少ない、と思ったんですが、一貫分が大きくて、真ん中に包丁が入っています。一貫で二貫分。なるほど。醤油は九州の甘い醤油。これで魚を食べると、「九州に来てるんだなあ」と思います。

ネタは新鮮で美味しかったです。五島牛の握りなんかもあって面白かった。そんなこんなでドタバタした福江島の一日目の夜は更けていったのです。(続きます)

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