「与那国島」旅 その3 宿「阿檀」さんのフレキシブルな夕飯
やっぱり離島の景色の中にいると自然と気持ちが上向いてきます。どうも、いづやん(@izuyan)です。
与那国島旅の第三回をお送りします。宿について一息ついて、日が暮れるまで辺りを歩き回ります。
夕飯まで辺りを散歩
宿のチェックインとダイビングの受付を済ませ、買ったばかりの一眼レフカメラを持って外に出ます。
時刻は17時を回ったところですが、空は多少日が暮れてきた程度。それもそのはず、7月末の与那国島の日没時間はなんと19時40分頃。都内の日没時刻が18時50分ごろなので、1時間も違うことになります。ここでようやく「ああ、日本の端にいるんだなあ」と感じ入ります。
日射しは沖縄らしく暑いですが、穏やかな風が吹いて気持ちいい。のんびり歩きながら離島にいるという事実に気分が高揚してきます。
いかにも沖縄っぽい赤瓦の家もあります。
海岸で犬に水浴びさせている人がいたり。
大きな雲の麓に風力発電の風車が見えます。沖縄の離島ではたまに見かけます。実は僕、この風車が大好きなのです。色々問題もあるみたいですが、巨大な人工物でありながら、自然の景観に溶け込むようなそのシルエットに魅かれます。
港では子どもたちが遊びまわっていました。
19時過ぎになってようやく夕日になってきました。都内だとこの日の傾き具合は17〜18時くらいに感じしまいます。時間感覚がちょっとずれてきますね。
迫ってくる雨が見える
祖納港で写真を撮っていると夕暮れとともに雲が増えてきました。
明らかに雨を降らせている雲が見えますね。南の島っぽいなーなんて思いながら写真を撮っていたら、雷の音が聞こえてきました。
と、ほんの少しおいてざあっと降ってきました。大慌てで買ったばかりのカメラをザックに入れます。本当にスコールだったようで、10分も立たずに上がりました。ま、カメラさえ無事ならどうってことないです。日も暮れたので宿に戻ることにしました。
夕飯時間のフレキシブルさがうれしい
島旅をしていると、毎回必ず直面するのが、夏場の日没時間と夕飯の時間が大体同じ、つまり、島旅の楽しみの一つ「島の夕焼け」と食事の時間が重なってしまうというジレンマです。
しかし今回の宿「阿壇」さんでは、夕飯は19〜21時の間で好きな時でよいというではないですか!
しかもいつお願いしても出来立てを出してくれるというサービスっぷり。こんな宿、今までありませんでした。島の夕日を堪能してから温かくて美味しい夕飯にありつけるとあって、やたらと感動しました。
メニューもご覧の通り、島のもので作った沖縄料理、に一手間かけたもので、美味しかったです。
常連のおじさんがたが二人ほどいて、飲みながら色々話しを聞かせてもらいました。ついでに与那国島の泡盛「どなん」もちゃっかりごちそうになって、初日からいい気分で夜は更けて行くのでした。(続く)
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