「鳩間島旅」旅 その6 集落を散策し、野良ヤギに遭遇したり、夕飯時の空をタイムラプス撮影したり
島と聞くとのんびりなイメージのはずなのに、最近は行くとあくせく動き回ることも多いのです。どうも、いづやん(@izuyan)です。
鳩間島旅の第六回をお送りします。鳩間島での二日目は、借りた自転車で島を一周するついでに、取り付けたGoProでその様子を録画したり、屋良浜で泳いできました。
のんびりとした時間を写真に収める
屋良浜から戻った後は、宿で一旦シャワーを浴び、一休み。
その後は、集落付近を中心に写真を撮って回ります。
集落には簡易郵便局もあります。が、ATMはないようです。なので島を訪れる時はしっかり現金を用意しておきたいところ。
と言っても、実は島には商店がありません。10年くらい前には2軒あったと聞いていたのですが、それが1軒に減り、島に訪れたときに聞いてみたら最後の1軒も一昨年廃業したとか。
つまり、自販機で飲み物を買うくらいしか島での買い物はできないのです。
港の堤防回りを歩きます。海はどこまでも綺麗なグラデーションが広がっていました。この色が沖縄にいることを思い出させます。
歩いていると、つながれていない野良ヤギが道を塞いでいました。ちょっと写真を撮っているとこちらに気がついたのか、一目散にそばの塀を飛び越えていきました。
野良ヤギがいるかと思えば、つながれたヤギもいます。沖縄ではハレの日にしめて食べるのです。
この島で聞いた話ですが、「西表島の運動会に参加すると1等は生きたヤギが賞品のこともあって、船に乗せて連れて帰る」と言っていたのが印象的でした。いかにも沖縄っぽいエピソードです。
やることがなくなったので、何もしない
写真もそこそこ撮り納め、それでもまだ日が暮れるまでには時間があります。
特にやることもないので、定期船が来る時間に桟橋に行ってみます。
島を歩いているとそこまで人に会わないのですが、船が来るとたくさんの人が現れるのはいつでも不思議な感覚です。
自販機でオリオンビールを買って、そばのベンチでぼーっとします。
「暑い・・・もうあちこち行ってやることもないな・・・」
色々な島に行っていますが、ここまでやることがないのも久しぶりです。でもその時間が心地良い。暑いさなかに飲む軽めで甘めのオリオンビールが本当にうまいです。
今日の夕飯も空を見ながら
ぼちぼち夕飯時なので宿の食堂に向かったら、外で合鴨の子どもが一足先にご飯の最中でした。
かわいいなあと目を細めていたらふと思い至って聞いてみます。
「もしかして、大きくなったら食べます?」
「そうですね〜」
そうでしょうね。ヤギを飼うのも食べるため。合鴨もご多分に漏れず、です。生き物を育てて食べる、という昔は当たり前だった日常が身近にあるって、少しだけ羨ましい。
ちなみにこの日の晩、ゆんたくの時に焼き鳥が出てきましたが、飼ってる合鴨たちではありませんでした。
今日も暮れゆく鳩間島の空を見ながら晩御飯。周りは今日来た人たち。
食事をする脇で、GoProを三脚に付けて、タイムラプス撮影をしてみました。
この日の晩も満天の星空。同宿の人たちと星空の下で撮影したり、旅の話をして夜が更けていきます。(続きます)
他媒体への掲載をご希望の場合は、ページ下のフォームからご連絡ください。
コメントする