「鳩間島旅」旅 その2 石垣港離島ターミナルから鳩間島へ
関東はそろそろ梅雨入りの時期でしょうかね。どうも、いづやん(@izuyan)です。
今回から2013年7月の沖縄は八重山諸島の鳩間島旅の詳細なレポート、スタートです。
行きからどたばた
「飛行機から見たあの島、綺麗だったなあ」
とさっきまで浸っていたのもつかの間の旅の初日、石垣空港に着いた僕は焦っていました。時計を見ると14時50分。那覇からの飛行機に乗るときに預けた荷物はまだ出てきません。
「鳩間島行きの船が出る時間は確か15時30分...。空港から離島ターミナルまではバスだと30分はかかる計算...間に合わないかもしれない...」
今回は、最初の飛行機から遅れていました。羽田空港からはスカイマークで那覇へ。那覇空港でANAの石垣空港行きに乗り継ぐのですが、羽田空港で「航空会社が違うので、乗り継ぎ時間が1時間しかないと荷物の引き継ぎが間に合わないかもしれない」と言われ、念のため、石垣空港行きの便を1時間ほど遅らせていたのです。
しかしその那覇発石垣空港行きがまさかの遅延。
石垣空港に着いたのは14時40分。荷物の引き取りを考えると、かなりギリギリの時間。
ベルトコンベアに乗って出てきたザックをひったくるようにして空港を出て、タクシーの飛び乗ります。
「15時30分の鳩間島行きの船に乗りたいんです、急いでもらえませんか」と運転手さんに懇願。
「あ〜、それなら間に合うよ〜」という沖縄のイントネーションでのんびり事も無げに言う運転手さん。ここまで来たら、信じるしかない。
最初こそ目の前の車を抜いたりしていましたが、すぐにいつも通りの島的運転。離島なのでさもありなんですが、前を行く地元の車が実にのんびりと走っているのです。
「石垣島は今マンゴーが豊作でさー、安くてうまいんだよー」
「最近は台湾からのお客さんが多くて。もう車の中が賑やかで賑やかで」
そんなことを気にする風でもなく、運転手さんの地元トークが続きます。
こっちは気が気がじゃないものの、安いマンゴーにはしっかり食いつきました。帰りにまた石垣島来るならお店に案内してあげるからと、名刺までもらいました。
マンゴーいいなあと一瞬恍惚としてしまいましたが、とにかく、急いで欲しい!
石垣港離島ターミナルに滑り込み
そうこうするうちに、石垣港離島ターミナルに到着。時間は15時19分。本当に時間前に着いた。ちょっとだけ疑ってました。
運転手さんにお礼を言ってタクシーを飛び降り、ターミナル内の安栄観光のカウンターに走って行き、チケットを受け取ったのが15時23分。
すぐに船が泊まっている港側に出ると、鳩間行きの看板が目に入ってきてこちらと促されます。
なんとか15時30分の船に間に合ったころには、汗だくでした。船に乗ってすぐに出港です。
後部デッキには買い出しらしき荷物が無造作に置かれていました。
エンジンが「ガラガラガラ」とやや不安になる音を発しながら離岸、航路を鳩間島に向けたと思ったらかなりのスピードを出し始めます。船尾には盛大に波しぶきが。
それほど風も波もないのに、船体が跳ねています。しばらく後部デッキにいたのですが、暑いのと波がかかりそうだったので船室へ移動。左手に西表島を見ながら45分ほどで目的地の鳩間島に到着です。
真っ青な海と空に嘆息
石垣港離島ターミナルまでのどたばたは、鳩間島に降り立った瞬間にすべて忘れました。
「海が本当に真っ青だな」
港には島にしては結構な人数がいて、僕が乗ってきた船に乗り込んで行きました。
確か宿の迎えが来ているはずなのですが看板を手に持っている人もいないので、それっぽいと思われるおじぃに声をかけたら当たりでした。
「ペンション マイトウゼ」へ
今回の旅でお世話になる宿「ペンション マイトウゼ」さんは、ペンションとは名ばかりのバンガロースタイルの宿ですが、ちゃんとエアコンはあります。
食事は部屋とは別の場所、港のそばにある離れの建物でとるそうで、それだけひとしきり説明したらおじぃは行ってしまいました。
何はともあれ、八重山諸島2島目の鳩間島に到着。何があるのかさっぱりわかっていないのもあって、とにかくワクワクしていたことだけは確かでした。(続きます)
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