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忽那諸島 中島のみかん

そこに行ってみないとわからないこと、たくさんありますよね。どうも、いづやん(@izuyan)です。

先月12月に、四国は愛媛県の「忽那諸島」の島を渡り歩いてきたのですが、その時に忽那諸島の中心的な島「中島」で、最盛期を迎えているみかん栽培に携わっている方々と知り合う機会がありました。旅のレポートはいずれ書きますが、美味しくて珍しい中島のみかんを送ってもらったのでちょっとご紹介。


希少性の高さはトップクラス「たまみ」

とあるつてから、忽那諸島を旅する直前にご紹介いただいて、中島に泊まった晩に飲みながら島の柑橘類栽培のお話を聞かせていただいた「柑匠の集」の社長さんやメンバーのみなさん。お話が面白くてお酒が進んで二日酔いになったのもいい思い出です。

その「柑匠の集」が1月から2月にかけて販売しているのが、「たまみ」という品種。皮をむいた瞬間から豊かな香りが漂い、果汁もたっぷりで爽やかな甘さが後を引きます。

「清見」と「ウィルキング」という交配品種とのことですが、中島以外の市場にはほとんど出回らないという希少性の高さではトップクラスのみかんだそうです。

  • 柑匠の集(サイトからみかんを購入することができます)

おそらく中島でしか手に入らない中島生まれ「M温州」

去年のアイランダーの忽那諸島ブースでちょっとお話させてもらった方と、まさか中島で再開するとは思っていませんでした。中島の港でぼーっとしてたらその方とばったり。

「せっかくだからお茶でもどうです?」と家に誘っていただいた上に、お昼やみかんをご馳走になってしまいました。

その方は数年前に中島に移住、「農音」というNPO法人に所属していて、島で柑橘類を栽培しながら音楽や踊りの活動をしているのだとか。

送ってもらった「M温州」というみかんは中島の「固有種」と言っても差し支えないもの。そのお知り合いの農家さんが品種開発して、お名前から「M」と命名された温州みかんだそうです。たぶん中島、しかも限られた農家さんでしか生産されていないそうです。

小ぶりで、でもぎゅっとした濃い甘みがある、ついつい次を食べたくなるようなみかんです。

  • NPO法人農音(サイトからみかんを購入することができます)


忽那諸島に行って柑橘農家さんとお話をするまで、みかんがこんなに多彩な品種があり、どれも味が違うなんて思ってもみませんでした。そして、実際すごく美味しい。本当に、行かないとわからないことばかり。だから、旅はやめられないと思うのです。

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