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「五島列島」旅 その13(若松島・中通島) 若松島から中通島の青方へ

旅はどんなに先に想像してみても行ってみないとわからないことだらけだと思います。どうも、いづやん(@izuyan)です。

五島列島旅の第十三回をお送りしますね。旅の舞台は、福江島、奈留島を経由して、いわゆる「上五島」に移ります。若松島に到着です。


若松港から青方を目指す

五島列島は「下五島」「上五島」という分け方で呼ばれますが、到着した若松島は「上五島」に属する島です。自治体的には「新上五島町」ですね。福江島と奈留島が「五島市」だったので、どこが違ってるのか興味があります。

旅を計画した時、本当はここ若松島に宿を取る予定でしたが、五島出身の方に教えてもらった料理自慢の宿は予約が一杯で断られてしまいました。それどころか、若松港周辺の宿もすべて一杯。GW恐るべし。

地図とにらめっこして、結局お隣中通島の「青方」(あおかた)という地区に宿を取りました。次の小値賀島に渡る時に、ここの港から船が出るからです。

船から降りてから、若松港ターミナル周辺を少し歩いたり写真を撮ったりします。ここから中通島へ渡るバスが出るのは知っていましたが、時刻表はご覧のとおり。加えて、若松港から宿のある青方へのバスはありません。

事前に調べて知っていたので、ここからはタクシーを使うことにします。ターミナルだからタクシーがすでにいるかと思っていたのですがまったくそんなことはなく、予めメモしておいたタクシー会社に電話して来てもらうことにします。

タクシーはすぐに来てくれました。それに乗って、気さくな運転手さんの話を聞きながら、先ほど船でくぐった若松大橋を渡り、中通島に入ります。

海岸線の山肌に通した道を走り抜けます。地図を見てもわかるのですが、福江島と比べて中通島は海岸線が複雑に入り組んでいて急峻な場所が多く、海と山の間のわずかな場所に通された道が続くので、次々と景色が変わっていきます。


中ノ浦教会

しばらく走ると、左手の海沿いに教会が見えてきました。せっかくなので車を停めてもらい、しばらく写真を撮ります。

ここ「中ノ浦教会」は、静かな入江の海に面した教会で、運転手さんによると潮が満ちると教会の姿が水面にも映り綺麗なのだとか。この時はあいにく潮が引いていてその姿は見られません。さらに、クリスマスの季節は教会がライトアップされて、海面に移ったその姿は一見の価値ありだそうです。

教会自体は、木造で正面に尖塔を有していて、可愛らしい外観です。外には花壇があり、中も明るく、雰囲気が素敵でした。


青方は都会だった

中ノ浦教会を離れ、タクシーはさらに北上します。若松港から中通島の青方までは40、50分くらい。タクシー料金にして5000円ほどです。

到着した青方は、バスのロータリーのそばに港がある、開けた空間のある町、というのが第一印象。ビルがあちこちにあり想像していたよりずっと都会です。

宿を探す時に色んなサイトを見たのですが、青方の町並みの写真がなかったのでもっとずっと小さい集落を勝手に想像していました。ここ青方は、東の山を一つ越えたところにある有川と並んで中通島の主要な町だそうです。

宿はタクシーを降りたロータリーのすぐ脇にある「青方サンライズホテル」。ちょっと古い建物でフロントも昭和な雰囲気にやや不安を覚えますが、対応してくれた支配人さんは気さくで一安心。

ここ中通島でもレンタカーを借りる予定。レンタカー屋さんがこの宿まで持ってきてくれるとのことになってましたがまだ着いていなかったので、荷物を部屋において、青方の町を歩くことにしました。(続きます)

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