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「軍艦島」旅 その14 三度目の軍艦島ツアーは「軍艦島コンシェルジュ」で!

夏の旅の計画をぼんやりと考えています。夏休み取れるかな・・・。どうも、いづやん(@izuyan)です。


長崎三日目、(また)軍艦島に行きます!

昨晩の夜景と花火の興奮も冷めやらぬまま、長崎の旅も三日目、最終日です。今日も、軍艦島に行きます。天気は晴れ、今回も問題なく上陸できるでしょう。

また行くのかって? 長崎まで行って上陸できない事態を避けるリスクヘッジの結果ですよ!

今日のツアー会社は「軍艦島コンシェルジュ」さん。乗船場所は昨日一昨日と違って、長崎港ターミナル周辺ではなく、長崎新地から見て反対の南の方、常盤港になります。路面電車の駅で言うと「大浦海岸通り」駅ですね。

常盤港へは、長崎新地の宿から歩いて行ってもせいぜい15分です。宿をチェックアウトしてツアー会社に向かいます。

途中赤レンガの建物があるような道を抜け、海の見える道に出て歩くとすぐに見えてきます。

港の前に「軍艦島コンシェルジュ」の赤い看板が出ている建物が事務所ですが、見ると受付開始は9時40分からと書かれています。時計を見ると9時10分。少し早かったので港をぶらつきます。辺りには同じツアー参加者とおぼしき人たちがちらほら。

船は「マーキュリー」号。昨日のやまさ海運さんの「マルベージャ」と同じくらいの大きさでしょうか。

9時40分になると受付のドアが開けられて、受付開始です。事務所の中は受付カウンターの他に、軍艦島に関する本やDVD、Tシャツ、帽子などのおみやげが色々置いてある棚があります。種類はかなり豊富で思わず手が伸びます。受付カウンターには船酔い防止の酔い止めバンドが売っている辺り、お客さんのニーズに配慮している様子。

大きい荷物を持っている人は、受付で預かってくれるそうです。ほう、ここでも細かい気配りが。

受付を終えると、10時10分に乗船の案内をするので隣の待合所で待つように言われます。入るとテレビで軍艦島の歴史を紹介する映像が流されています。席に座って乗船開始案内まで待ちます。

しかしこれが大間違い! スタッフから声がかかって表に出ると、船の前にはすでに長い列が! 昨日の船でも出遅れていい席確保できなかったばかりなのに学習してない!

順番を待って船に乗り込むも上部デッキはすでに一杯で下にいけと言われます。不覚!

仕方なしに一階の船室内の席を確保します。

船室の最前面にはモニターがあり、軍艦島とか幕末の歴史なんかを絡めたPV的なものがオーケストラ的な音楽とともに大々的に流れています。「これから冒険に出るぞ」的な演出ですかね。ちょっと大袈裟で思わず笑いがこみ上げてきます。

ほどなくガイドさんが登場。現在各ツアー会社で軍艦島ツアーガイドをしている中、実際に当時の軍艦島の炭鉱で仕事をしたことのある二人のうちの一人だそう。

モニターに映っている映像はガイドさんの手元のiPadで操作していました。こんなところにも使われているとは。

船は定刻少し前に出港し、長崎港を南に。三菱造船所の説明は結構詳しかったです。あの戦艦武蔵を建造したドックの説明もありました。三日間の行きの船の中での説明は、このガイドさんが一番詳しかったですね。

詳しい説明がある一方で、飴が配られたり、日よけの麦わら帽子の無料レンタルがあったりで、船内サービスもなかなか充実です。この軍艦島コンシェルジュさんが一番「ツアー然」としていますね。(続きます。)

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