「軍艦島」旅 その3 ツアー船ブラックダイヤモンド号現る
もうすっかり春ですね。どうも、いづやん(@izuyan)です。すっかり間が空いてしまいましたが「軍艦島」旅の第三回をお送りします。
高島海上交通さんでツアー受付
今日のツアー会社、高島海上交通さんの事務所に入ると、元気なおばちゃんが出迎えてくれました。部屋の中ほどにカウンターがあって、小さな町の観光案内所のような趣きです。
予約していることを伝えて、プリントアウトして記入した誓約書を渡します。代金もこの時支払いました。3500円です。
支払のタイミングはツアー会社によって、事前のクレジット払いだったり当日だったりと違っています。誓約書は長崎市の条例で決められているそうで、どのツアー会社でも事前に印刷して記入、乗船当時に提出を求められます。
すぐ後から年配のグループがやってきて、賑やかななか手続きを済ませました。「軍艦島」とデカデカと印刷されたチケット(長崎市端島見学施設利用券と併記されています)と、「軍艦島上陸クルーズ ブラックダイヤモンド」と書かれた首から下げるネームカードを渡されます。
後でわかったことですが、このチケットは全ての軍艦島ツアーで共通のようです。長崎市で発行している長崎市の施設利用券、ということのようですね。乗船する時に左端を切り離し、軍艦島上陸時にさらにもう一度切り離せるようになっています。上陸できない場合は「300円」分、返金される仕組みになっています。
長崎で初のスタバにて
ツアー出発まで少し時間があるので、事務所を出て少し歩きました。良さげなカフェがあれば一息つきたいところでしたが、あいにくなく、近くの大きな商業施設「ゆめタウン夢彩都」の1階にあるスターバックスに入りました。フツーに街なかにいる気分で島旅感ゼロです(笑) ちなみにここのスタバは長崎県で最初に出来たスタバだそうです。
このツアーの午後の出発は13時50分です。先ほどの事務所から歩いて5分もかからない場所にツアー船の泊まっている港があるので向かいます。
ブラックダイヤモンド号現る
船着場の入り口にはオレンジ色の「軍艦島上陸クルーズ」のノボリが立ってました。その向こうに黒光りするツアー船「ブラックダイヤモンド」号が!
・・・中二心をくすぐる見た目でちょっとだけカッコイイとか思ってしまったんですが、おかしいですかね・・・? 軍艦島=炭鉱=石炭=黒いダイヤ=ブラックダイヤモンド、ね! うん!と勝手に納得して乗り込みます。
一階部分は船首に向かって2/3ほどが室内の客室、後ろにオープンエアの長椅子がいくつかあります。そこから階段で上部のデッキに出られるようになっています。
二階デッキ席もそこそこの人数が座れます。ただ、日差しよけの屋根はありません。船内の写真をひとしきり撮って、二階デッキの進行方向右側の席に陣取ります。
ツアー船の航路を考えて、おそらく船の右手に軍艦島が見えるように近づくだろうと予想したわけです。
初めての軍艦島ツアー開始に胸は高まります。(続きます)
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