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「軍艦島」旅 その5 高島で軍艦島全体模型に出会う

そろそろ旅に出ないと手が震えそうです。どうも、いづやん(@izuyan)です。「軍艦島」旅の第五回をお送りします。引っ張りますね。


炭鉱の島、高島へ

伊王島を出て、船はさらに南に向かいます。引き続きガイドさんが、同じ炭坑の島として栄えた高島や、その周囲の島の歴史などの説明を続けてくれます。

船は次の停泊地、途中の説明でも出てきた高島に到着。ここにある「高島石炭資料館」を見るとのことで、一度下船します。この資料館は高島とその周辺の炭鉱の歴史的資料を展示しています。

港からすぐの資料館に入ったものの、ツアー参加者が多くて実際のところあまり展示をゆっくり見ることはできませんでした。まるっきり流れ作業。


軍艦島の全体模型

それでも、資料館の中庭にある軍艦島の全体模型を使ったガイドさんの説明は、とてもわかりやすかったですね。軍艦島に上陸しても一部しか歩くことができないことを考えると、島のどこに何があって、どう生活していたのかを知っておくのは想像力をさらにかき立てる役に立ちます。

中庭には、坑道内で使われていたトロッコなども置いてありました。資料館も高島や軍艦島での生活の様子が展示されていたので、もうちょっとゆっくり見られるとよかったですね。残念。

ただ、単に軍艦島だけに行くのではなく、長崎周辺の海底炭鉱の歴史も知ってもらった上で軍艦島に上陸してもらいたい、というツアーの趣旨は感じられたのはよかったです。

ガイドさんの説明を聞いていたら、突如流れ始めるラジオ体操の島内放送・・・なぜ・・・(笑) あまりにも唐突すぎてお客さんはみんな笑ってました。こういうその島ならではの出来事、僕は大好きです。


船に戻って今度こそ軍艦島へ

説明がひと通り終わったところで、船に戻るよう促されます。結構駆け足でしたね。そうそう、ブラックダイヤモンド号には船内に自販機はありません。乗る前に飲み物を買い忘れた場合は、ここ高島の港そばにある待合所脇の自販機で買うことができます。

僕も買い忘れたのでここで買いました。ちなみに、どのツアーでもそうですが軍艦島内では飲食は禁止、日傘の使用も禁止だそうです。トイレもないそうなので、ここ高島で済ませるか船内のトイレを利用します。

船に戻って、先ほどと同じ席をなんとか確保しました。船は高島を出発し、目的地である軍艦島に向かいます。もう寄り道しないでまっすぐ向かってほしい、この波でもとにかく上陸してほしいと願いつつ。(続きます)

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