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福岡の猫島「相島」旅 その2 電車を乗り継ぎ相島渡船場へ

ネコはずるい。ネコが載ってるだけで見てくれる人が増えます。ありがたや、ネコ様。あ、どうも、いづやん(@izuyan)です。

2015年5月に旅した福岡の猫島、「相島(あいのしま)」の様子をこれから数回に分けてお送りしますね。


博多の中心地からスムーズに乗り継ぎで渡船場まで

「博多から1時間くらい行ったところから船に乗って渡った島に猫がたくさんいるみたいだから、行こう!」と、福岡在住の友人に誘われて、中洲川端駅で朝8時前の地下鉄に乗り、新宮という町を目指します。

途中、貝塚駅で友人と合流し、西鉄貝塚線に乗り換え、20分ほど電車に揺られて西鉄新宮駅で下車。

駅前のロータリーで町営のコミュニティバスを待っていると、ほどなく小さなバスがやってきます。

乗客は僕らの他に、2人。どこにでもある住宅街の中を20分ほど揺られて、「相島渡船場バス停」に到着です。


渡船場にもすでに猫が

コンクリ造りのしっかりした待合所が目の前に建っています。中に入って券売機で乗船券を購入します。片道460円。

初めて乗る船の待合所でのこのそわそわする感じ、いつもながらにいいものです。

バスを降りてから船が出るまでには15分ほどしかないので、周りの写真を撮るのもそこそこに船着場まで向かいます。

待合所からはひさしのかけられた通路があり、それを通って船着場へ。そばを見ると、くつろいだネコの姿も見えます。ややくつろぎすぎな感じもします。

通路を船着場まで歩いていると、向こうから船を下船した乗客を先導するようにネコがこちらに歩いてきます。

「ガイドかツアーコンダクターかな・・・?」

と思うほどやけに堂々としています。猫島に渡るのにこれは幸先がいい、と勝手に解釈して船の前へ。


町営渡船「しんぐう」に乗って相島へ

相島への町営渡船「しんぐう」は数年前に就航したばかりの新しくて綺麗な船でした。

一階は客室、二階は操舵室とオープンデッキがあります。

晴れて気持ちのいい日だったので二階に上がって出港を待ちます。

港には釣り人が糸を垂らしている姿が見えます。

船の乗客も、僕らのように島歩き・猫目当てより、釣り客のほうが多い印象。みんな釣り竿にクーラーボックスを持ち込んで船に乗り込んできます。

「しんぐう」は定刻の9時20分に出港。するすると港を出ていきます。

5月下旬の凪いだ海を進んでいきます。海と空が交わるところは、かすかな靄がかかって境目が曖昧に。

相島の姿もすぐに迫ってきます。岸壁には釣り糸を垂らす人々が見えます。天気もよく暑くもなく寒くもない日なので絶好の釣り日和でしょう。

20分弱の船旅を終えて、相島に到着です。船を降り、港に立つ僕の手には当然のようにカメラが握りしめられています。

「さあ来い! ネコ! たくさん撮ってやるぞ!」

と気合を入れるも、想像していた港のあちこちを闊歩するネコの姿はどこにもいません。いきなり肩透かしをくらいつつ、まずは港の前に広がる集落を歩くことにしました。(続きます)

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