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今年3回も島旅をキャンセルした僕が、島旅の荷物を晒すよ

旅は楽しいものですが、準備は結構面倒ですよね。どうも、いづやん(@izuyan)です。

ご存じの方もいると思いますが、僕は今年、三回島旅を計画してはキャンセルの憂き目にあっています。特に8月の南大東島の旅は、出発の二日前に台風が島のそばにできてあえなく断念。部屋にはパッキングしたザックが鎮座していました。


そのまま片付けるのもなんだから中身を公開

島旅用にパッキングしたザックを、旅で一度も使わずにバラすという経験も今までありませんでした。せっかくなので荷物を広げていつも僕が島旅に何を持って行っているか公開しますね。特に参考になるかどうかはわかりません。

上の写真が中身を全て広げた状態です。わかりやすく番号を振ったものが以下です。

1.ザック
2.着替え
3.ラッシュガード、水着
4.短パン
5.Scrubba
6.ギョサン
7.タオル
8.GoPro本体とオプション
9.洗面道具
10.MacBook Air 11'
11.折りたたみリュック
12.帽子
13.一眼レフ、交換レンズ、三脚
14.カメラケア用具入れ
15.GoProオプション入れ
16.GPSロガー、マグライト
17.延長ケーブルタップ
18.モバイルバッテリー
19.手帳
20.カードリーダー、エネループ、充電器各種
21.ポータブルハードディスク


ザック

ザックは、カリマーの「リッジ40」という40リットルのものです。しっかりパッキングしても外側にポケットがたくさんあるので、よく使う小物などの出し入れが便利でずっと愛用しています。4泊くらいまでの島旅には基本これに入るものだけを持って行っています。キャリーケースはなんだか性に合わないんですよね。旅といえばザック、で通したいのです。

ちなみに使い始めてもう7、8年くらいになりますが、去年左右の側面背中側近くにもポケットがあることにやっと気がつきました・・・


カメラ類

旅の最大のお供、カメラ類です。

島旅におけるカメラ遍歴は、コンパクトデジカメを何種類か、史上初のミラーレスカメラのOLYMPUS PEN E-P1を経て、現在はCanon EOS 7Dを使っています。僕は昔風景写真を始めた頃は、EOS 55 というフィルム一眼の中級機でリバーサルフィルムを使って撮っていました。

デジタルに移行してからは、旅カメラは軽いに越したことはないと思って敢えて一眼レフを使わずに来ましたが、やっぱり撮れないものもあると思い、十数年たってまた一眼レフに戻ってきました。

レンズは、基本は標準ズーム一本あればいいと思っていますが、食堂などであまり目立たないように撮る時用に、パンケーキレンズの EF-S 40mm F2.8 STM、メインの標準ズーム EF-S 17-55mm F2.8 IS USM、広角ズームの EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM の三本を持っていきます。

写真手前は、画期的な折りたたみシステムの三脚、べルボンの「ULTREK UT-63Q」です。カメラと比べてもらうとわかると思うのですが、たたんだ状態はかなりコンパクトです。伸ばすと150cm以上の高さはあり、ズームレンズを付けたEOS 7Dを余裕で支えられる足の太さがあります。

この三脚ならザックに「横の状態」で入れることができ、電車や飛行機での移動が飛躍的に楽になりました。もちろんそのままでの持ち運びも邪魔になりません。雲台も水準器とクイックシューが標準装備と、なかなか充実しています。詳細はメーカーのページを見てください。


ウェアラブルカメラ GoPro

島では晴れていればスクーターや自転車を借りて回ることが多いのですが、そんな時でも何か記録できたらいいなーと思って、「GoPro」を買いました。本体は左上のハウジングに入ったカメラですね。GoProの魅力は色々なものに付けられるオプションが充実している点。

旅に持っていくオプションは、右上のはサクションカップマウント、強力な吸盤で平面なら場所を選ばずつけることができます。右下はハンドルバーマウント、自転車のハンドルバーなんかにつけるときに。左下はヘッドストラップ、ヘッドライトのようにGoProを頭につける時に使います。

島旅ではないですが、サクションカップマウントを使って撮影したものがこちらです。バイクの後部シートの側面にカメラを付けたものです。こんなこともできるのが面白いです。

また、購入時に水中でも使うことのできるハウジングが標準装備なので、素潜りしたりする時にも使っています。


各種メンテグッズ

カメラのレンズフィルターやケアグッズ、GoProのオプション類は、無印良品の化粧品用のビニールポーチに入れています。コシがあってつぶれにくいし、中がうっすら見えるので重宝しています。右はほぼ日手帳と、デジカメやGoProのデータをPCに吸い上げるためのカードリーダーです。


ノートPC

正直重いのでPCは置いていきたいと毎回思っているのですが、あった方が何かと便利ですし、仕事で何かあった場合は対応しないといけないので、ひーひー言いながら毎回持って行っています。Apple の MacBook Air 11インチです。以前は白MacBookを持って行ってた時期もあることを考えると大分軽くはなっていますが、それでもやっぱり重い。

万が一天候が悪くなって島から帰れなくなっても、これがあればある程度は仕事ができます。ある意味僕にとっての島旅では必須装備かもしれません。重いけど。

一点だけ注意したいのが、MacBook Airには有線LANケーブルを挿すコネクタがないので、宿が有線LANしか提供してない時は、それなりの準備が必要ということですね。小笠原の母島に行った時がまさにそれで、その時はiPhoneのテザリングでしのぎました。

上の黒いのは洗面具や薬類を入れたポーチです。


ギョサン、折りたたみリュック、ウォッシュバッグ

右下は、大分昔に買った、無印良品の折りたたみリュックです。小さなポーチに折り畳んでしまえるリュックで、島に着いてから現地で過ごす際に活躍します。たぶん15リットルくらいの大きさでしょうか。

左下は「ギョサン」です。Wikipediaによると「安価な一体整形の樹脂製ビーチサンダルに対する小笠原諸島独自の呼称」で、「名前の由来は『漁業(従事者の履く)サンダル』もしくは『漁協(で売ってる)サンダル』の略」だそうです。

このギョサン、相当前から知っていたにもかかわらず、実はこの前の年末年始に小笠原に行った時に初めて買ったのでした。いやー、履いてみて思いましたが、なんでもっと早く買わなかったんだろう! 島で暮らしてる知り合いにその話しをしたら「え、意味わかんない、むしろ今までサンダルどうしてたの??」とびっくりされました。

濡れてもすぐ乾くし、鼻緒が取れるようなこともないし、濡れて滑るはずのドルフィンスイムのクルーザーの上も全く平気でした。ギョサン、あなどりがたし! ちなみに写真のギョサンは履き心地がやわらかくて密かな人気でかつなかなか手に入らない「母島ギョサン」です!

これ、今回の新兵器、スクラバウォッシュバッグです。いわゆる洗濯袋です。

少しの水と洗剤、洗う服を入れて口を閉じ、空気を抜いてロゴのある面を上にして床に置きます。それから上から手で押さえながら上下左右に動かせば洗濯できる便利グッズ。荷物が増えてきたので、持っていく着替えを減らそうと考えてこれを導入しました。が、旅はキャンセルになったのでまだ真価を発揮していません。


GPSロガー、マグライト、バッテリー、充電器

左上、オレンジ色の円筒形のものは、いわゆるGPSロガーです。これはHOLUXというメーカーの「M-241」です。GPSロガーとは、設定したある一定期間ごとに、今いる緯度・経度を記録し続けるデバイスです。記録し続けた後に、PCにデータを移して対応アプリケーションでそのデータを地図上に表示すると、その日の移動ルートが表示される、という代物です。

さらに、GPSロガーとカメラの時間を合わせておいて、アプリケーション上でマッチングさせると、いつ、どの場所で、その写真を撮ったかが分かるようになります。

GPSロガーのお話はいずれ詳しく書きますね。

GPSロガーの右隣の赤い筒は、マグライトです。島に行くと夜は街灯がないことの方が当たり前。星を見に行くのに明かりは必須です。一本あるととても重宝します。場合によってはヘッドライトを持っていくこともあります。

GPSロガーの下は、延長電源タップです。宿によってはコンセントが一つしかなかったり、使いたい位置から遠かったりするのでひとつあると便利です。これは側面にコードを巻き付けられるものです。

その下はモバイルバッテリーです。iPhoneだとバッテリーの持ちもそれほどよくはないので、念のため持ち歩いています。

マグライトの右隣はエネループとその充電器、下は一眼レフの充電器、さらに下はポータブルハードディスクです。MacBook Airのデータ容量はそれほど多くないので、一眼レフで撮った写真やGoProで録画したデータをこちらに移すようにしています。


その他

細かいものでは、小物仕分け袋、ビニール袋、ゴミ袋もあると重宝します。一眼レフなどを持っていない時期は、海で泳ぐために三点セット(シュノーケル、マスク、フィン)も持っていっていましたが、最近は泳ぐより写真を撮っている方が断然多いので、現地のダイビングショップなどで借りるようになりました。特に問題はありませんね。

あると結構重宝するのが、名刺です。現地で仲良くなった人と連絡先を交換するのにささっと渡せるものがあると慌てずにすみます。いつもこちらのサービスを使っていました。板ガムのような細い形で、好きな写真・イラストを背面に入れられます。注文して結構すぐ届くのも魅力です。

25枚で1000円、50枚で1980円です。


担ぐとこんな感じ

上記の装備が全部入って担ぐとこんな感じです。大体15キロくらいになるでしょうか。正直なところ、長時間は歩きたくはないですね(笑)

でもこれに色々詰め込んで担ぐと、「旅に出るぞ!」という気分が盛り上がることだけは確かです。・・・しかしもっと荷物減らさないとなあ・・・。


記事内で挙げたアイテムのAmazonでのリンクを貼っておきますね。気になる方はどうぞ。

一眼レフで使うのであれば、「パイプ径30mm」を選択してください。

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