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「与那国島」旅 その8 塩かぶっても平気な長命草

ところ変われば食べ物も変わる、旅のそんなところも大好きです。どうも、いづやん(@izuyan)です。

与那国島旅の第八回をお送りしますね。ダイビング、島内巡りと盛りだくさんの日でしたが、日も暮れて宿に戻ります。


20時過ぎに宿に戻ってもできたて夕飯!

西崎で日本最西端の夕暮れを写真を夢中になって撮っていたら、時計は20時を回っていました。辺りはもうとっぷり暮れていて西埼灯台の灯りが遠くを照らしています。

さすがにいくら宿の食事が21時までいいと言っても、ここから宿まで結構距離があります。慌ててスクーターを走らせます。西崎から時計回りに北を走る道を抜けて、祖納まで戻ります。時間にして20分くらい。

荷物を部屋に置いて、すぐに宿一階の食堂に行きます。戻ってきたことをご主人に伝えると、笑顔で夕飯の支度をしてくれました。今日の夕飯も豪勢! 沖縄料理にはつきもののもずくや、島豆腐の汁物、テビチ(豚足)は洋風のアレンジされててこれも美味かった! オリオンビールも進みます。


今夜もご相伴

この夜は、常連のおじさんがた2人の他に、お仕事で来ている方2人、若いお兄さん1人が食堂で夕飯をとっていました。若いお兄さんは食事が済むとさっさと部屋に戻ってしまいましたが、おじさんがたはそのまま飲みに突入。

特に常連のおじさん・・・と言っても70超えてるそうなんですが、日本のみならず海外の僻地も結構旅をしていて、その話はバックパッカーそのもの。東南アジアの村ではよく日本人の観光客から現地人に間違えられるとか・・・。うん、なんかすごく飄々としてるところとか、日本人離れしてる。

そんなあちこち行ってても、与那国島はやっぱり特別らしくよく来てるのだとか。常連のもうひとりの人も、よく与那国島に来ては、浜や宿でのんびりすることが好きだそう。好きな場所ができて、たまにのんびりしに来るっていうの、すごくわかる。

話も盛り上がってきたところで、なかなか手に入らない波照間島の泡盛「泡波」を少しごちそうになります。うん、すっきりしてて飲みやすい! もったいないのでちびちび飲みます。

話は食べ物に移りますが、与那国島でよく育てられているものに「長命草」というのがあると初めて聞きました。

昔から食べられているそうですが、実際栄養も豊富で最近色々な商品にもなってるとか。でも一番の真価は「塩水をかぶろうが平気で育つ」という強さなんだとか。普通の植物にとっては塩は害になりますが、それを逆手に取って長命草に塩水を撒いて、回りの雑草を駆除しているとか。本当だとしたらすごい。

味は・・・単体で食べるには独特の香りがあって、きっとダメな人にはダメな感じかも。僕は大丈夫ですが。薬味として使う方がいいような気がします。


いつものやつ、現る

食堂で結構遅くまで飲みつつ話をしていたましたが、一旦部屋に戻って夜空を撮りにカメラを持って散歩へ。

折しもみずがめ座流星群の極大日と教わってたのですが、飲んでることもあってスクーターを使うことはできず、暗いところを求めてあまり遠出できませんでした。それでも肉眼でふたつ、流れ星を見ることはできたのでよしとします。

集落の灯りがあるので満天の星空とはいきませんでしたが、夜中の入道雲、という珍しい写真も撮れて満足して宿に戻ると、友人からTwitterでこんなリプライが。

ああ・・・僕の島旅につきものの「いつものやつ」が来ました・・・。しかも発生場所が思ったより近い・・・。(続きます)

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