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「与那国島」旅 その2 飛行機を乗り継いで日本の西の端へ

初めての場所に旅するというのはいつでも心躍るものです。どうも、いづやん(@izuyan)です。

三年前の与那国島旅の第二回です。僕の島旅にしては、珍しくしばらく天気がよいという予報の中、初めての八重山諸島は与那国島に旅立ちます。天気良すぎるのが気になります。


まずは那覇、そして与那国島へ

那覇から与那国島への飛行機の直行便が、14:45発。それに合わせて10時の便で羽田空港を発ちます。那覇空港には13時着、少し間が空いて、14時45分の与那国空港行きに乗り込みます。

与那国島への直行便はJAL傘下の「琉球エアーコミューター(RAC)」が就航しています。RACはその名の通り、沖縄各地の空を結んでいます。那覇から石垣島、宮古島、久米島、南北大東島、与那国島の他、宮古島と石垣島、その周辺の離島にも飛んでいます。

与那国島行きの飛行機が飛ぶ時間になりました。機体はボンバルディアDHC8-Q100、プロペラの双発機ですね。座席数は39。まさに離島便、という感じ。

席について落ち着いて回りを見回すと島のおばあらしき人もちらほら。機体は揺れながら離陸し、一路与那国島に向かいます。


初の八重山の島、上陸!

プロペラ機に揺られること1時間半。16時過ぎに与那国空港に到着です。飛行機を降り、歩いて滑走路を横切り空港の建物の中に入ります。機内預けの荷物受け取りのベルトコンベアも離島サイズで思わずニヤリ。

荷物を受け取って空港の入り口で宿の出迎えを探しましたが、それらしい人がどこにも見当たりません。ちょっと待てば来るかな、と思ってましたが、待てど暮らせど来る気配なし。すぐそばに同じ境遇の人がいて「迎え、来ませんねー」なんて話しをしました。

僕と同じようにザックを背負ってカメラを手にした人で、与那国島には何度か来ているとか。「与那国島は他の八重山の離島とは違う独特の空気があるんですよ」と言ってました。

僕にとっては初めての八重山諸島なので比べるべくもないですが、日本の最果ての島、どことも違っているなら嬉しい限り。

20分ほど待ってみましたが来る気配がないので、宿に電話したところ「あれっ、船で来るかと思ってさっきそっちに迎えに行っちゃった」と言われました。いかにも、島っぽい。腹が立つどころか、ちょっと笑ってしまいました。


旅の館「阿壇」

ほどなくして宿のご主人が車で迎えに来てくれたので、それに乗り込んで移動します。

空港から今回の宿、旅の館「阿壇」さんへは15分くらい。島の北東部に位置する一番大きい集落の「祖納(そない)」にあります。いかにも沖縄らしい家々を抜けて、コンクリの結構大きな建物に着きました。かつて税関として使われていた建物なんだとか。入り口にその名残の標識がかかっていたりします。二階にはテラスもあって、海を眺めながら一杯やることもできるそうで、ちょっと期待が高まります。

一階の食堂に通されて、チェックインの手続きをして、ついでにレンタルスクーターを借られるか確認。さらに、今回の旅の目的の一つであるダイビングをするのに予約したショップの手続きも、この食堂で済ませました。ちなみに、16年ぶりです! もちろん最初は不安なので体験ダイビング扱いで、潜り方を思い出します。

宿とか、ご主人やダイビングショップのお姉さんを見ていると、いい意味でゆるい感じがして、「ああ、離島に来たなあ」としみじみと思える旅のスタートでした。(続く)

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