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青ヶ島に行けない? そんな時は西新宿「青ヶ島屋」に行こう!

島に行くと、まずはおいしいものを食べたいですよね。でも島に行けなくても島のおいしいもの、食べられます。どうも、いづやん(@izuyan)です。

毎年池袋で開催されている離島のPRイベント「アイランダー」に昨年行った時、青ヶ島ブースでお話させてもらった菊池さんという方が「来年新宿に青ヶ島のものを出す居酒屋をオープンさせます」とおっしゃってました。

Facebookでのやりとりも細々とさせてもらっていましたので、お店のオープンも知っていましたが、なかなか行く機会がなかったのですが、先日晴れてお邪魔してきました!

その名も「青ヶ島屋」さんです。


思った以上に青ヶ島の食材を使った料理が!

お店に行く数日前に予約の電話をした時に、名前を伝えたら「あれ、もしかしてFacebookの・・・」と言われたので、「はいそうです、菊池さんですか?」と思わず返したら「そうです、どうも」みたいなやり取りがあっていきなりうれしかったわけです。

お店は西新宿の雑居ビル街の中にあります。入り口がちょっとわかりづらいのですが、お店のビル自体に例の青ヶ島空撮写真の看板がかかっているので、目立ちます。

店内はこぢんまりとしていますが、落ち着いてくつろげます。テーブル席が20席あまりほど、カウンター5、6席、座敷もあります。

19時頃店に入ったのですが、すでに8人くらいの団体さんが盛り上がっていました。棚やカウンターには青ヶ島や伊豆諸島の島々の焼酎がずらり。

メニューにも例の青ヶ島の空撮写真とともに、「最も行きづらい場所」とはっきり言い切ってますね。

さっそく刺身の盛り合わせをお願いしてみました。金目鯛は八丈島産ですが、それ以外のものは全て青ヶ島産だそうです。青ヶ島に旅に行ってた時には、こんな豪勢な刺身はついぞ見かけませんでしたよ!

刺身には、醤油の他に青ヶ島の蒸気(ひんぎゃ)で作っている「ひんぎゃの塩」もつけて食べられるよう出てきます。

たんごよ(と言っていた気がするけどうろ覚え)の唐揚げ。もちろん青ヶ島産。白身魚でホクホクしてこれまたうまかった!


おそらく日本一の青酎の品揃え

最初の一杯目はビールでしたが、「青酎飲まれます?」と菊池さんに勧められたので、お願いしました。青酎は過去何度か飲んだことがあったのですが、いつもロックで結構クセがあるなと思っていました。

菊池さん曰く「水と1:1で割った方が飲みやすくていいですよ」とのことだったので、それを作ってもらうことに。

同じ青酎、と一口に言っても杜氏によって味が異なります。お願いしたのは一番ポピュラーな「池之沢」。

青酎、今まではちょっと飲む人を選ぶな〜と思ってたんですが、これがね、水で割っただけなのに不思議と香りとコクがあってすいすい行けちゃうようになってて唸りました。

一緒に行った人は伊豆諸島の焼酎も初めて、とのことだったので、個人的に一番美味いと思っている神津島の「盛若」を勧めました。これも、初めて島で飲んだときは「なにこれ焼酎というよりウイスキーっぽい!」と驚いたもんです。

青酎「池之沢」の後には八丈島の「島流し」を。これも飲みやすくてよい酒です。

メニューには様々な杜氏による「青酎」がずらり。日本広しと言えど、青ヶ島以外でこんなに青酎を揃えているところはないと言っても過言ではないでしょうね。

さらに伊豆諸島の焼酎も目白押し。利島の百合根焼酎「さくゆり」すら置いています。小笠原のラムまであって笑いました。これも美味いんですよ。

この後も、青酎「恋ヶ奥」を飲んで「あれ全然違う!」と驚いたりしました。水で割ると余計違いがはっきりします。

酒も料理も美味くて、思ったより深酒してしまいました。また近いうちにお邪魔して他の青酎にも挑戦したいですね。料理も他にも美味しそうなものがたくさんありました。食べるのに夢中で写真を撮るの忘れるほどに・・・。

22時を回ってもほとんどの席が埋まっていました。活気があって飲んでて心地よかったです。


気軽に青ヶ島気分を味わうなら

というわけで、「青ヶ島には行けないけど気分だけでも味わいたい!」という人は、西新宿の「青ヶ島屋」。
とにかくオススメです。ランチもやってるみたいですよ。

あー、年末までに必ずもう一回、行ってこよう・・・!

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