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八丈島の魅力は「選択肢の多さ」だと思う:海・山・展望編

島といえばやっぱり海! そして山! 見晴らし! もちろん八丈島には、いいの揃ってますよ。どうも、いづやん(@izuyan)です。

過去に何度も訪れている八丈島の魅力をジャンルごとにお伝えするシリーズ、今回は海や山、見晴らしのよい場所編です。


島と言えばやっぱり海でしょう!

島での一番の遊びと言えば海、ですよね。八丈島はある程度の大きさのある島なので海水浴場はいくつもあります。場所によって色々違っているので飽きることがないのがいいです。しかしどういうわけか、海水浴場を撮った写真が手元にあまりありません・・・。


底土(そこど)

定期船が発着する底土港のすぐ脇の海水浴場です。港からも三根地区の集落からも至近の砂浜の海岸ですがあなどるなかれ、水中メガネで海中をのぞけば、魚影の濃さに驚くと思います。

駐車場も広く、トイレ、シャワー、更衣室もあります。海岸そばに商店や飲食店もあるので、一番便利な海岸と言えます。

神湊(かみなと)

神湊の港の脇にあります。底土と違って岩場もある海岸です。入江なので波も穏やか、磯遊びには最適な海岸です。岩場は魚もいるのでシュノーケルも楽しめます。写真は「磯遊び」というお祭りの時のものです。
トイレ、シャワーがあります。

旧八重根

三方をコンクリートで囲んだタイドプールです。囲んであっても魚影は結構あり、シュノーケルするにはもってこいです。一風変わった場所なので一度泳いでみるといいと思います。
トイレ、シャワーがあります。

乙千代ヶ浜

岩場に囲まれた海岸。すぐそばに小さな子ども向けのプールもあります。
トイレ、シャワー、更衣室があります。

上記以外にもプライベートビーチのような海岸、サーファー向けのスポット等、まだまだあります! 数日の日程で遊びに行って、毎日違う海岸で泳ぐ、なんていうことも島ならではの遊びですよね。


山・展望

島というと海、という印象が強いですが、僕は写真を撮ることもあって、島に登れる山があったら積極的に登ることにしています。島の規模にもよりますが、だいたい気軽に登れるところが多いですしね。
八丈島にももちろんそう言った山や見晴らしのいいスポットがたくさん!

八丈富士

八丈島は「ひょっこりひょうたん島」のモデルになった島ですが、そのモデルの通り、南北に1つずつ大きな山があります。八丈富士は北側にある山。富士の名前の通り山容も美しい山です。

登山道入り口まではレンタカーやタクシーなどで移動、入り口から頂上火口までは一時間弱です。途中で島の町並みを一望できます。

登り切ると大きく口を開けた緑の火口と遮るもののない展望が目の前に。そこから火口を一周するお鉢巡りができ、八丈島随一の大パノラマを堪能できます。

登山口から山頂までの途中でもこんな見晴らしがよいです。

火口の中央の森です。奥に火口の縁が見えます。

手前から右奥にお鉢巡りの道が続いています。

登龍峠

島の東側、末吉から三根を繋ぐ「登龍道路」の途中にある峠の展望地です。八丈富士と麓にある島中央の町と海を一度に見晴らすことが出来ます。個人的には朝か夕方の時間が光の具合が綺麗でオススメです。

大坂トンネル展望

島の西側、八重根から南の中之郷方面へ向かう道路の途中にある大坂トンネルを抜けると、車を停めるところがあります。そこからの眺めは「八丈八景」に選ばれるほどの名所です。八重根の海と八丈富士、沖には八丈小島が一度に見渡せます。オススメは夕方。夕日と一緒にこのパノラマを堪能すれば島に来てよかったと思えるでしょう。

ふれあい牧場

八丈富士の山腹のなだらかな傾斜地に開かれた牧場です。乳牛が放牧された牧草地には海を望む展望台があり、島の中心の町並みを一望できます。昼間に来ても、朝方、夕方に来ても素晴らしい景色が堪能できますが、天気の良い夜ならば、町の夜景と満天の星空を一度に楽しめるはずです。

南原千畳敷

八丈富士が噴火した際の溶岩が海まで流れ作り出した、広大な黒い岩の溶岩原です。黒い岩場と海、八丈小島の対比が不思議な光景を見せてくれます。

八丈島灯台

島の東の端、石積ヶ鼻に建つ灯台です。灯台のそばに立てば周囲の水平線をぐるりと見渡すことができます。

六日ヶ原黒砂砂丘

個人的には、八丈島の隠れた(?)絶景スポットとして推したい場所です。八丈島のもうひとつの山、三原山がかつて噴火した際の名残で、断崖の斜面に溶岩由来の黒砂の砂丘が広がっています。途中までは車でも行けるのですが、調子に乗って進むとその黒砂にタイヤを取られて進めなくなることも。途中の駐車場で車を下りて歩きで登る方が安全です。

滑りやすい黒砂が斜面を覆っているので歩くときは踏み固められた道を歩くなど注意が必要です。かなりの高さまで登ることができますが、無理は禁物です。それでも、海の青と黒砂のコントラストがとても印象的でオススメのスポットです。


これだけじゃない、八丈島

ざざっと挙げてみましたが、八丈島の海も山も、こんなもんじゃないです。ダイビングをすれば回遊魚や海亀に遭遇できたりするような海だったり、釣りをすれば大物が釣れたり、原始の姿を残す森もあります。

羽田空港からならたったの1時間足らずで着きます。ぜひ自分の目で確かめてみてほしいですね。・・・・って書いてて僕がまた行きたくなってきました。近いうちに行ってきますね。


おまけ:八丈島で僕が泊まったことのある宿をご紹介

八丈島には過去何度も行ったことがあります。せっかくなので、その中でも「よかった」と思った宿を紹介しますね。よければ参考にしてみてください。もちろん、ここに載っている以外にもたくさん良い宿があります。




リードパークリゾート八丈島 <八丈島>
「リードパークリゾート八丈島」は、いわゆるホテルです。料理も地のものを使ったもので品数も多かったです。お風呂は温泉ではないですが(八丈島の宿は、敷地内に温泉を引いてる宿はありません)、海が一望できる露天風呂があります。


ホテル リード・アズーロ <八丈島>
「ホテル リード・アズーロ」は、海が目の前にある部屋に泊まることのできるリゾートホテルです。客室に大きく取られた窓からは太平洋が一望できます。僕は冬場に泊まったことがありますが、冬場でも窓から見える海は素晴らしかったです。


もろこや <八丈島>
「もろこや」は、少し新しめの民宿です。気さくなご主人にいろいろ島のことを聞けたのはよい思い出でした。部屋は宿が新しいこともあり綺麗でした。


椿荘 <八丈島>
「椿荘」は、八丈島の民宿の中でも老舗に入る宿だと思います。アットホームな昔ながらの宿、といった印象です。島のものを使った料理はこの宿の自慢でもあります。


八丈島 民宿 そこど荘 <八丈島>
「そこど荘」は、定期船が発着する底土港からすぐそば。海水浴もできる底土海岸ももちろん目の前の、アクセスの良さがあります。
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