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「軍艦島」旅 その12 海上から戦艦「土佐」の似姿を望む

晴れるともう夏の日差しですね。年々暑さに弱くなっている気がします。どうも、いづやん(@izuyan)です。


船で島の西側に回る

帰りに船に乗って一息ついていたら、島の西側に回ってその姿が見られるというアナウンスが入ります。

「なに! 一仕事終えた気分になってる場合じゃない!」と慌ててカメラを手に一階後部デッキに出ますが、もうたくさんの人でひしめいていました。完全に出遅れました・・・。

それでもなんとか階段に足をかけながら島が見える位置に陣取ることに成功。そうこうしているうちに船は島の南側を回りながら、昨日見られなかった西側の姿を望む位置に移動していきます。

島の南西側。第三見学場で見た第30、31号鉱員社宅などが見えます。

島の西側に回りこんでの、南端の様子。

第31号鉱員社宅。

釣りをしている人もちらほら見かけます。荒涼とした風景との対比がなんだか面白かったです。

少し引いた南西側の様子。

本当に、海のすぐそこまで建物がひしめくように立ち並んでいるのがわかります。

中央付近の三つ同じような建物が、59〜61号鉱員社宅。その左の少し小さい櫛のような模様に見える建物は、67号独身寮だそうです。

端島神社の社は、海からだとよく見えます。

自分も含めて、みんな夢中になって写真を撮っていました。

中央付近に見える背の低い建物は、病院だそうです。

中央の木材の山は全壊した「昭和館」。映画館や多目的ホールだったそう。最盛期は、「封切館」(日本で新作映画を一番早く公開する映画館)として、賑わっていたのだそう。

日本で一番最初の鉄筋コンクリート製建築物があったり、映画館があったりと、軍艦島は当時の最先端を行っていたのが随所にわかるエピソードに事欠かないですね。


世間狭すぎ! 知り合いの知り合いが同じ船に!

写真をひとしきり撮影して船室に戻ると、なんだか友達の知り合いも同じタイミングで軍艦島に言ってるらしいという話がTwitterに上がってました。

ちょっと気になって、二人がやりとりしてる人のツイートを調べてみると、さっきまで見ていた光景と同じ写真が・・・。

どうやら二人が言う僕以外のもう一人が、おんなじ船に乗ってると判明。世間狭いしTwitterすごい(笑) 軽くTwitterごしに挨拶しました。


おみやげは、軍艦島の本と上陸証明書

島の西側の見学も終わり自分の席に戻ると、船内販売的なものが回ってきました。軍艦島のおみやげですね。せっかくなので、本を一冊買いました。

港まで戻ると、下船時に「軍艦島上陸証明書」なるものをもらいました。昨日のツアーとは色々サービスを変えていて、それも面白かったですね。二回目の軍艦島も色んな発見がありました。また、明日三度目に挑戦するのが楽しみとなりましたね。(続きます)

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