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「軍艦島」旅 その9 グラバー園と大浦天主堂

知らない街を歩くのはやっぱり楽しいものですね。どうも、いづやん(@izuyan)です。長崎二日目です。今日の軍艦島ツアーは午後からなので、午前中は長崎市街の観光をします。


路面電車に揺られて長崎市街観光へ

朝食はホテルの食堂が混んでいて時間がもったいなかったので、近場のドトールでささっと済ませました。繁華街に宿があるとこういうところが便利ですね。

ホテルのすぐそばの築町駅から、石橋行きの路面電車に乗ります。目的地は「グラバー園」です。路面電車に乗ると周囲からも「グラバー園...」「グラバー園..」と聞こえてきます。みんな目的地は同じようですね(笑)

終点の石橋駅で降り、すぐグラバー園には向かわずに少し歩いてみます。ほどなく道の脇に「大浦国際墓地」が見えてきました。鎖国が終わり長崎に外国人が増えてきた頃からの墓地ですね。明治時代のイギリスやポルトガルの艦船の乗組員がほとんどのようです。雰囲気があるので少し立ち寄って写真を撮ります。どれも苔むしたり風雨にさらされています。

来た道を少し引き返し、路地に入ります。長崎は坂の町、と言われるだけあって上りの細い道が続いています。運動不足の体にはきつい・・・。


グラバースカイロードって??

ほどなく歩くとグラバースカイロードなる仰々しい名前の建物が現れました。これ、珍しい斜行エレベーターなのです。普通エレベーターは真上に上がるものですが、これは斜め上に上がっていきます。乗り物好きならちょっとワクワクするかもしれません。

最上階で降りると長崎の街を一望できる場所に出ました。そしてネコ天国でした。

そばに今度は垂直に上がるエレベーターがあって、降りるとすぐにグラバー園の入り口です。ここは正門ではないようでした。

600円ほどの料金を払って園内に入ります。大河ドラマ「龍馬伝」の人気もあってか、このグラバー園を訪れる人も多いようですね。幕末にスコットランド人商人トーマス・グラバーがこの地に住まいを建設、それらを見ることが出来ます。自分は幕末にも詳しくないし、大河ドラマを見てなかったのでさらっと園内を見て終わりにしました。

グラバー園は高台にあるのでそこからの眺めがよかったです。


日本最古の教会と花嫁

正門から出て坂を下り、大浦天主堂へ。日本に現存する最古のキリスト教建築だそうです。外観の写真とひとしきり撮ったら教会の中へ。中は撮影禁止だそうです。

椅子に座ってしばらく立派なステンドグラスを眺めていると神父さんが出てきて、11時より結婚式があるので時間のある方はぜひ参列してくださいというアナウンスがありました。

日本最古のキリスト教建築でしかも結婚式なんてめったにない機会でしたが、午後のツアーに間に合わなくなってしまうので、後ろ髪引かれる思いで新婦とそのお父さんの写真を収めて退出します。


出島ワーフでお昼に

再度石橋駅から路面電車に乗り、昨日のツアーと同じく大波止駅で降ります。お昼は近くの出島ワーフ内の「海鮮市場」という居酒屋で地元で捕れた魚のどんぶり「地げ丼」をいただきます。

この時、店内の大きな生け簀のそばに座ったのですが、大きなエイが生け簀の外に出ようとずっとばたばたやっててちょっと水かかったりしました・・・。あ、地げ丼は思ったよりボリュームがあって美味かったです。

二日目のツアーはこのあと12時50分出港だそうで、食事を済ませて受付のある長崎港ターミナルに向かいます。(続きます)

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